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変わってきた早期発見の状況

 10年近く早期発見の支援をしています。健診後のフォローアップの場である一次療育の場への参加を中心に。

発達障害の増加で最近はどのように療育システムを稼働させていくかが母子保健の現場の大きな課題です。

いろんな議論がありますが、今日はかわってきたチェックされるこどもの姿についてです。

 ひとことでいうとやはり軽症化しているということ。

2歳前後でチェックされることが多いですが、10年前はその時期チェックされ、支援を受けたこどもはその時点で知的障害、自閉症という姿が比較的はっきりしていました。

今は違います。「あれ?」と思うこどもの姿がちょっと違うのです。

発語ややりとりはなんとなくしている。ある時期すごく特徴的でも半年ぐらいでとてもフォローアップしてきたりするのです。ただ、そんな子はほんとうに増えてきた。

こうした場でみるのは、発語や歩行という端的な指標ばかりでなく、主には共感性です。1歳の力でかなりの共感性や大人への動機があります。だからヒト(大人)への動機をみていくことは重要。

ただ難しいのは、最近は共感性の有無でなくて、質を見なければならないのです。

同じ現場で2度続けて「うーん。」と考えるケースがふたり出てきました。

なんとなく遊びの場には参加している。興味はある。ちょっとした参加もしていなくはない。

けれどもそのあらわれは必ず大人からの働きかけを起点にしているのです。そのことがやはり心配な要素のひとつ。

そして見てみると、多動性やあそびのまとまりのなさ、表情の硬さなどがあり…

やはりここは発達障害サスペクト児という構えで支援をしていこうということになりました。

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