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こどもの成長にとらわれすぎない。

 園訪問でなんとなく違和感を感じたことです。

この4月に入園した発達障害サスペクト児のケースです。

記録や聴取ではかなり特徴的な様子がうかがえるのです。

担任の先生はそのこどもの変容を強調します。

入園当初よりも劇的に変わっていると。

まわりのこどもよりもまだまだ似たような育ちなのでともおっしゃいます。

なんだか話していてかみ合っていかないのです。

 なぜだろうなと考えながら帰ってきました。

私は成長しつつあるこども自身のあらわれは予測了解しながらも、その子の育ちの質について話していたつもりでした。

担任の先生はそうではなくて、入園当初よりも刻一刻と変わってきたこどもの姿や入園前の情報やイメージよりも豊かに変容しているこどもの姿を語っていたのでした。

なんだかとっても不安だったのは…肯定的なこどもの捉えが楽天的過ぎてそのこどもが発達的問題を抱えていることさえそのうち忘れてしまいそうな雰囲気だったのです。

それこどもだもの変わるはず。でもすべてが解消というのは楽天的すぎる。

そのことがとっても違和感でした。

巡回相談はおおよそ担任の先生に主観にもとづいてケースがあがります。

チェックリスト等を使うにしてもそれは確かなはず。

それでいいのだと思います。

でも、気をつけておかねばならないのは担任の主観は担任で完結していく可能性が少なからずあります。

くりかえし書いているかも知れませんが保育が回ることとこどもの育ちの質が変わることは別ということ少なくありません。

育ちの質を見る目を確かにと感じます。

園訪問の前に母子保健のお手伝いをしました。

健診チェックのケースと園訪問であがるケースが違いすぎることがあるという議論をしました。

保健師さんと保育士さんのみたての優劣などないと思いますが、困難や支援の必要性はみるひとによって違ってしまってはいけないのです。そんな相対的なものではないはず。

ちょっといろんな交通整理が必要かなと感じました。精密な議論と。

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