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2009年6月

「将来を見据えて」の罠

 先日、ふと気づいたこと。

「将来を見据えて」というのは、使い方を間違えると恐ろしい。

霊感商法みたいなものになると思うのです。

「将来」を言われたら、家族は説得させられてしまう。

そこには願いがあって、期待があるから。

しかし、すべての願いがかなうわけではありません。

今の育ちが熟した先に将来がある訳で、現在の発達段階

から類推すると届かない願いだって出てくる。

今の育ちを語れない支援者は将来を安易に語るべきでは

ないはずです。

「将来」は気を付けないと麻薬になる言葉です、きっと。

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SSTの理解を巡って

 親の会のSST指導初回がありました。

メインの先生はSSTなんていってしまって期待されすぎたら

どうしよう?とおっしゃっていましたが、素敵な場と時間でした。

「今度は何?」と言っていたこどもの声がすべてを物語って

いました。

数人のこどもに大人がほぼ密着し、できるようわかるように

する。そしてきちんと褒めていく。当たり前のことが保障され

ていました。

御家族もスタッフもSSTに対する期待と不安感がいっぱい

でしたが特別な技法ではないということを感じたのではない

でしょうか。

最近はゲーム、遊びを通して気持ちのコントロールスキル

を学ぶ流れのSSTに展開しています。それを捉えて

これはSSTじゃないと語った関係者があったそうで

地域に大きな影響を与えていると聞きましたが、間違い

です。こどもに動機があるしつらえの中で、そのしつらえを

構造化し視覚化して成功経験を積み上げていく。葛藤

場面での感情コントロールやスキルを高めていく。

ゲームを構造化して行うことが結果的に発達障害のこども

にとってSSTになるともいえると思います。

大人の思考の枠組みをかえること、今は重要ですね。

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地域を創る-中学校区を支援単位に-

 私の住んでいる県では来年から特別支援学級が拠点校

方式になります。今まではかなり細かい単位でも設置され

特別支援教育開始前夜には今後を担う支援としてひとり

開設も積極的にされました。実際、校内通級も認められた

りもしたのです。ところが昨年度急に打ち出された背景に

はやはり予算的な問題が大きいようです。

現場は混乱しています。就学指導もしにくくなっています。

こどもたちが疎外されていく可能性をはらんでいます。

 システム改編という現実を前に我々はどうしようか思案

しています。

もっと地域を広く、現実的に、豊かにということ。

ひとつひとつの学校ではなく、中学校区を地域と捉えて

地域を紡いでいく。中学校区はけっこう生活に密着した

地域単位であり、老人介護でもこのエリアを支援区域

にしています。中学校へつながる数校の小学校、幼稚園

保育園がつながっていく。町でこどもをみつめていく。

共通する居住文化と生活誌の中でこどもを支える。

この単位で特別支援教育コーディネイターを置き、

「地域特別支援教育コーディネイター」と称している地域も

あるようです。

これは慧眼だと思います。

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「家族にわかってもらう」ということ

 いろんな現場でいつもいつも出てくる話題です。

あるケース会議でももっぱらその話題。

思うのです。「わかってもらおう。」なんて思っているうち

はうまくいかない。そんな一方的な作為は見え見え

なのです、きっと。

園などではよく管理職が出てきて…なんとことがあり

ますが、権力をつかって説得等はなおうまくいかない。

・現場の都合をおさえてじっとこどもによき支援をする。

・誠実な伝達をする。

・家族の文脈や思いをリサーチし、それにそった対応

を心がける。

等々が基本ラインだと思います。

でも、もっとも大切なのは園、学校の先生は

「こどものせんせい」であることの確認です。

「家族さえわかってくれたら。」なんて強迫観念にとりつか

れたら思い出したい。こどもの育ちを支えるのがまず

役割。こどもとの世界で結果を出すのが本務。

家族にはタイミングがあるはず。出会いがあるはず。

今自分の支援している時間にそれが来ないかも

しれない。

我々支援者はどうも「待てない」のです。

時間が必要なことがある。

「日にち薬」が必要なこともある。

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愛着障害に立ち向かう保育

 保育園への巡回相談。

発達障害よりも不適切養育による愛着障害が顕著に

予測されるケースが多い園でした。

 気になったのは「結果的に」不適切養育のケースが

目立ったこと。

親御さん自身の生きにくさがあまりに厳しく、子育て

ところではないのです。

適応障害、周囲の家族との関係性、子育てスキル、

夫の問題、困難性…

発達障害が予測されるような父親が子育てを

めちゃくちゃにしているようなケースもありました。

 理由の如何は問わずこどもは荒れます。

保育現場ではいかに愛着を育てるか、行動統制

よりも大人の手の内の中にいかにこどもたちを

入れるかということが大切になります。

 いっそのこと、おんぶひもで背負って終日密着したら

どうだろうか?という提案まで出ました。

たまたま、そんな状況でも家族によき子育てへの動機

があって具体的な子育ての方法についてで提示確認

をすることで少しずつこどもとの関係性が変わってきて

いる様子もあるようです。

困難の中にある芽を探すことも大切なのかもしれない

そう思いました。

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恋の話

 いつぞや聞いた自閉症スペクトラムの女の子の恋のお話しです。

学生のその子はイケメンの優しい男の子ばかり気に入ってしまい、ちょっとへんてこりんな好き好きメッセージを送ったり、振る舞いをしてしまってお母さんをやきもきさせています。

確かに特性丸出しだけど、相手に迷惑かかるかもしれませんがちょっと思うのです。

この場合は微笑ましいエピソードが多く、男の子が女の子につきまとうのとはちょっと雰囲気が違っています。

振る舞い方の提示や支援、相手の思いに目を向けるよう彼女のスキルアップを求めることは必要ですが、相手の男の子にも頑張ってほしい。

恋を捌く男の力をつける機会なのだと思うのです。イケメンくんだからこそ。

「恋」を巡ってはいろいろな意見があります。

障害性にのみ着目すると、ベクトルが抑制の方向に向きがちですが、本当に困難を乗り越えるということは「恋」も豊かにでなければならないはず。

ガンバレ!ふたり!

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就学指導と特別支援教育

 ちょっと思い出したことがあります。

就学指導委で感じることがありました。

やたらにケースが多い学校があるのです。

地域偏在はあると思いますが一体どうしてだろう?

ケースの中身をよくきいていると、自閉症スペクトラム

が予想されるようなこどもたちです。

どうも参加が難しかったり、友人とのトラブルが多かっ

たり…

決めつけることができませんが、対人関係の困難が

多いと言うことはそれをつなぐ支援の弱さなのでは

ないかとなんとなく感じました。

学籍の移動を吟味する前に、クラス居場所をつくる

特別支援がどこまでできているのだろうか?

そんな所がみえてしまいました。

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ソーシャルスキルトレーニング

 発達障害のこどもたちとトランプゲーム大会をしました。

かなり構造化して、ルールをしっかり伝え、人数や使うトラ

ンプの量を調整した遊びです。

勝ち負けや進行状況を視覚化する。

気持ちが荒れた時の調整場所をつくる。

そんなことをしながらのゲームです。

勝敗を巡って大もめにもめるかと思いきやそうでもなかっ

たのです。

 ・ひとり「悔しい」とひとりでじりじりしていたBさん

終わってから大人と再試合

 ・以前はトラブルメーカーだったCくん

昨日は友達の応援など自然にできて。

 ・少し重度感のあるDくん

対が理解できるようになり、まるで負けでもなく

なり、うれしそうでした。

 ・発達障害サスペクトのE,Fくん

ふたりで寄り添うとふざけ合ってしまって

待つ間はひどいものでしたが、ゲームはよく

できていました。

 SSTの方法論としてゲームを用いてその中での

ふるまいや感情処理を学んでいくこと、大きな

流れになっています。

昨年度からすこしづつ始めたとりくみの成果か

昨日は上記のようにボチボチの結果でした。

かなり大騒ぎにもなりましたが、みんな学校の中

ではなかなかやれているヒトたち。

気持ちを解放して、似たような特性を持つ子たち

の集まりだからからという部分もあります。

まずはよしよしと感じました。

ちょっと心配だったのはうちのスタッフ。

まだまだゲームを構造化していくという意識が弱かった

のです。

これはちょっと要研究。

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家族にとっての健診

 前回の続きです。また、大きな話題になったのは…

「健診が子育ての評価の場と捉えられている」ということ。

市町村に事業がおりてきたり、合併で保健師さんが忙しく

なり、時間をかけたケアができなくなってきました。

また、発達障害サスペクト児も多くなり、一次療育などで

ゆっくりお話すらできなくなっているといいます。

 時間をかけ、こどもとくったくなく遊び、お母さんの

困り感によりそい、次のステップにつなげていく。

その基本が難しい。

一方で見落としを回避しようという声があり、

かえってチェックの側面が強くなっているかもしれない。

健診がチェックであることは否めないけれど、家族に

とって来て良かったと思えるものにするにはどうしたら…

 また、発達障害の難しさもあります。

障害とはいっても幅は広い。特性程度のおこさんの家族に

とっては療育システムという障害児支援の枠組みに乗る

ことの抵抗感は少なくありません。

早期支援を巡ってはシステム論だけでない語りも必要

なのです。

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健診でみえるこどもの姿

 早期発見、早期支援を巡って保健、療育、保育関係の

みなさんと意見情報交換しました。

印象的だったのは…健診でみえる現代のこどもの姿。

発達障害のこどもたちのチェックの在り方から話は始まっ

たのですが、最近は1歳半健診をまともにやったら全部

チェックになってしまうという現場の声を受けて、それは

どのようなこどもの姿からなのかと聞いてみました。

 ①ことばが少ない。

 ②不器用である。

母子関係でいうと

 ③直接的なコミュニケーションが少なく、健診の場でも

母子はすぐに分離してそれぞれの世界に。

 ④結果的に意図しない母子分離になってしまうが、

母親がそれを止めようとも戻そうともしない。

発達障害サスペクトとしてチェックされるこどもたちと共に

共通しているのは「共感性」に欠けるということなのでは?

と感じました。

これがやはり現代の子育ての大テーマなのでしょう。

ある市では健診の場に保育士さんが入って遊びのモデル

をみせるということをしているそうです。

チェックだけでなくそこで支えることも大事に

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がんばらないことを支援する。

 昨日の記事の続きかも知れません。

我が社の学童スタッフのコメントです。

今ちょっと大変な○○ちゃんと△△くん。中学生です。

でもそんな状況なのでがんばらせないようにしているんだそうです。

「靴入れなさい。」→「靴入れといいたよ!」ってな感じで。

中学生にはやって欲しいこともいっぱいあるのですが、今は休み。

数年のつきあいになる彼らを思った時に、今一時大変なだけで

そのうち戻ってくるからちょっと待っておくとのこと。

実に優れた支援だと思いました。

 こどもってのはがんばらなければならない。

がんばれ以外の声かけはほとんどされません。

支援=がんばらせることみたいなもの。

でも、そんなことは実は難しい。

こどもの姿をよくみているからこそ、育ちを信じているからこそ、

つきあいがあるからこそ、

そして時間が何かを解決してくれると知っているからこそ

できる支援です。

 前日○○ちゃんの乱れぶりをちょっときいて一喝してしまった私。

反省しました。

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みんなお疲れの6月…

 この所、巡回などでみえてきたのは、気になる子たちの崩れ…

4月5月案外大丈夫だったのです。

新しいチャレンジがそれなりにそつなくできて…

本人たちもおうちの方も喜びの進級で…

でもでも最先端のチャレンジはくたびれるのでしょうね。

「参加」にはバイタリティがほんとに必要。

なんだか陽気も過ごしにくくなってきて。

乱れ始めている、こどもたちの姿。

大人は意図に乗って来にくくなって、行動問題が増えてきた

今の姿いろいろ言うでしょうが私はなんだか尊い気がします。

くたびれるのは頑張ってきた証。乱れるのはよき姿を求めればこそ。

彼らにはくたびれる権利があります!

それをサポートするのが大人の仕事です。

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家族を責めない

 ある園訪問でのこと。

こどものみたてを巡って園長先生がいろいろお話してくれます。

「お母さんに彼氏ができて…」

「お母さんも小さい頃○○だったというし…」

「お母さんが楽をしている…」

発達障害サスペクト児の園での支援の方法について一緒に考

えるための巡回相談です。

でも、このような発言、園の管理職からはまだまよく聞きます。

①発達障害の特性やそのことによって起こりうる園生活のあらわれを概説する。

②園の役割「日中の発達支援、日中の関係作り、参加の支援」を語る。

③発達的問題は養育的問題より影響が大きいことを伝える。

④家族も困っているという理解や家族の文脈でのその子のとらえを共有する

 こんな時にはこんな提案をします。

 昼間の園の姿をみて、それを家庭の養育に帰結する視点は

保育現場にまだまだたくさんあります。「経験不足」というこども

の捉えもここに由来していると思います。

家で経験不足だから園でうまくできない???それでは園の役割は…

こういう所に限って発達的問題に対する知識やとりくみは弱いのです。

だから、養育論に落ちていく。

昼間よき関係をつくる。

昼間よき姿をつくる。

育てにくいこどもの園で変えて家族をサポートする。

認知特性にあった支援を具体的にする。

家族の文脈を大事にして責めない。

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療育システムの危機

  何故かあんまり話題にされませんが、発達障害ケースの増加で療育システムが危機に瀕しています。

療育システムとは健診などで障害を早期発見し、フォローしつつ療育等への早期支援へとつなぐ市町ごとの流れと体制のことです。

健診後の最初のフォローをする場を一次療育といいます。そこへの参加者が増えています。

ケースが多くなり、ここに呼ばれることイコール発達障害サスペクトになってしまっています。

また、丁寧なケアができない為に、なぜそこに呼ばれているか御家族に問題意識を投げかけ深められないのです。

そうでなくても発達障害の特性と最近の子育て状況から御家族との共同歩調はしにくいです。

そんな訳で早期にチェックされているこどもたちですが、支援がなされるのは問題が顕在化してくる入園後3歳以降になってしまっています。

いちばん大事で、ひょっとしたら育てにくい2歳前後が発見されながらも支援されないで置き去りにされてしまっているのです。

また、療育施設も定員を充足してしまっています。

支援ができない早期発見はまったく意味がありません。枠組みの再構築が必要です。

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クラス・授業作りのスペシャリティーを高める。

 注文していた、3冊の本が届きました。

秀逸なのが…

 廣瀬由美子・桂聖・坪田耕三「通常学級の学級担任がつくる授業のユニバーサルデザイン」東洋館出版社

です。

 全体の授業の細案と個別の配慮点、授業の流れが算数、国語と例をあげて記述してあります。

なんといっても副題が『国語・算数に特別支援教育の視点を取り入れた「わかる授業づくり」』なのがいいです。

あくまでも授業論で特別支援教育も含めて語られています。

ユニバーサルデザインは、現在は特別支援教育側から語られることが多く、啓蒙期の現在にあっては通常学級の側からみたらリアリティに欠けるような印象を受けるだろうなと感じています。

あくまでも向こう側からの提案に聞こえるだろうなと。

そう考えるとこの本の提案の仕方はとてもいい。

学校にいろいろ呼んでいただきますが、授業研究に呼んでもらうということもやってみたい気がしはじめています。

授業作りの議論の中で特別支援教育的な観点をどういれるかという学びをしたいものです。

そういえば向山洋一さんたちのグループも積極的に特別支援教育とクラス、授業作りを語りはじめていますね。

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手立てを語る-発達相談の基礎-

 子育て相談をしました。

ひょっとしたら障害性はなさそうなケースです。

お母さんは一生懸命、育児をしようとされているのがわかります。

小さな子を抱えて。

いっぱい質問をしてくれました。

「○○してはいけないんでしょうか?」

「△△した方がいいんでしょうか?」

「□□すべきでしょうか?」

 心配するな。そのうち時期がくればなんとかなる。この時期はこんなもんだよと答えるのは簡単です。

でも、それは違うと思うのです。

端からみれば小さなことかもしれない。

本人にとっても時が過ぎればなーんだと思うことかもしれない。

でも、今が苦しいのです。今を乗り切る手立てを伝えたい。

全部の質問に全部答えました。

こどもにとっていい在り方ばかりでなく、おかあさんの生活や心情もまわっていくように。

 思います。

「相談」の答えとして心配ないはあり得ない。心配の根拠があるから来ているのです。

その心配への対処を語りたい。

一緒に心配する姿勢で語りたい。

一生懸命心配しているその構えを尊敬したい。

それから、「ただ話を聞くだけでカタスシス。」というのも発達相談では違うと思うのです。

感じ方の問題ではなく、事実に悩んでいるのですから感じるあなたの問題に気づいてもらうのではなく、事実のとらえや問題解決の方法を提案したいと思うのです。

いろんな相談、カウンセリングがあります。

相談、カウンセリングが日常的なことばになってきただけに注意が必要だなと感じました。

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十歳の節目を乗り越える

クラス作り、授業作りが熱心な先生のクラスを見ました。

特別支援という視点も大きな気づきだったと語っている先生です。

昨年度ざわついていた、クラスと個人が落ち着いていました。かなり特性の強い子達です。

みていると、注意叱責しないのです。

声かけが優しく、こどもがひとりひとり認められているのです。有用感を感じ、仲間を繋ぐ声かけなのです。

学習が難しくなる中学年、授業作りのポイントは?と伺うと前の時間や下学年の学習を織り込むようにしているとのことでした。

さすがでした。

子育てとはこどもに良質の記憶をプレゼントすることだとすると本当にこの先生は沢山プレゼントをくれるはずです。

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「年少の育ちを語る」

 園内研修のお手伝いをしました。

 昨年度まで幼児期の特別支援教育の文科指定研究を行ってきた園です。今年度はさらに発展して「定型発達」の育ちの確認と、活動の発達分析をしています。

今回は年少さんの育ち。

・身辺処理がほぼ自立に向かうこと

・大人との関係中心だが、並行遊びにも広がりつつあって

・自我の育ちと言葉の広がり

・イメージ、みたても豊かになって

 こういう育ちを踏まえて園での支援で議論したことは、身辺処理の行方です。

身辺処理か遊びか?という話になりました。

けっこう手続きが多い園で、なかなかそこに向かうのは容易ではない。そこに時間をかけるべきなのかという迷いが担任の先生にありました。

「箸」をどうするか?も。

「幼稚園になったらお箸」ということ大事にしたいけれど、まだスプーンを鷲づかみで握っている子や手が出る子も山ほど。家では食べさせてもらってそうな子も多数。

年少の中でお箸にしよう!は譲らずにおいて、スプーンもフォークも持ってきて使えるものをつかって食事をとるにしていったらどうかという話になりました。

大人の願い、ちょっと前のこどもの姿、今のこどもの姿、難しいです。

気になる子のもうひとつの姿は、現代のこどもの未熟でありユニバーサルな支援のためにはその検討も必須なのです。

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「母子分離」の意味合い

5月にブログに登場したAくん。だいぶしっかりしてきました。

まだまだ快・不快レベルですが、介入を受け止められ引きずらなくなってきました。

こうなると、ちょっとずつ母子分離をはじめて行きたい時期です。

おかあさんに療育の内容とAくんの変容を知ってもらったらチャレンジに向けた足場づくりをしたい。

おかあさんのレスパイトケアをしたいのです。

母子の共依存を見つめる機会もプレゼントしたいのです。

お子さんにはおかあさん以外のヒトとの出逢いをプレゼントしたいのです。

母子分離自体も大きなチャレンジですが乗り越えると宝物がやってきます。

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支援のかんどころ

  若いスタッフの支援をじっくり見ました。

必要な所の支援が希薄で、手を離すべきポイントでいつまでもくっついています。

これってこどもにとって気持ち悪くてうるさいだろうなあと感じました。

そして、この支援のポイントや程度のずれは大人とこどもの関係に影響するはずです。

不快な支援をするヒトはきっと不快なはず。

若いスタッフが振り回されるというのはそういうことです、きっと。

関係づくりがまずは基本といいますが、現場は参加からはじまることが多いもの。

いかに参加を支えるかが直接の支援になります。関係づくりからはじめられない。

そう考えれば、まずは参加を適切に支えることが関係づくりの端緒なのでしょう。

でも不思議なもので参加を適切に支えているヒトは別の所で関係づくりもしっかり

しているものです。

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いじめと発達障害

 中学生の御家族からいじめの相談を受けました。

とても迷っておられました。相談をうけてもこちらも迷います。

まずは本人の思いを受け止めることですが、いじめはそれだけでは解決しない。

介入のしどころ、方法に迷います。

 どんなトラブルにも原因があります。

発達障害のこどもにとっては障害がその原因になりがち。

また、いじめる側もある種の困難の中に居るのだと思います。

今回のケースは御家族はおこさんのいわないでという思いをききつつ、学校に一報をいれました。

結果、本人も安心したようで少し小康状態です。

そんなアンビバレントな感情も受け止めなければならない。

 あるおこさんの訴えをききました。

中学を終えたおこさんの強烈ないじめ体験です。

不器用な彼は折に触れて、そのことでいじめられ、教員にも同様のしうちを受けたのだとか。

今の彼は適応障害のような状態像で大人の承認や支えを常に求めています。

衝動的で、自分中心なので集団トラブルも多い。

これは彼の主障害に起因するのでしょう。いじめられる理由のひとつです。

我々のはじめたことは彼の思いを受け止めること。

彼を含めて集団生活のありかたを確認すること。

我々の側に来てくれた以上、よき記憶をプレゼントしたい。

少し穏やかな時間が増えてきたようです。

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親の会の広がり

 このブログをはじめた頃に書いた親の会のことです。

有志の専門職と結びついてこどもの指導グループもできそうで喜んでいます。

通級等の公的リソースルームは常に定員を充足してしまっています。

また、地域には今必要とされているソーシャルスキルトレーニングやペアレントトレーニングをできる機会、機関はありません。

親の会と連動したとりくみ、意義がありそうです。

親の会を支えるための支援者の組織化をすること。

できれば支援の内容はSSTと、ペアレントトレーニング、相談・ピアカウンセリングの3本だてになっていたらと思っています。

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「援助レベル」を考えながら

 コミュニケーションやソーシャルスキルの支援の方法論としてスクリプトを利用した支援があります。

スクリプトはまあ言ってみれば台本のこと。意図性、設定度の高いプログラムをつくって支援をしていきます。

ここではかなりこどものスキルも支援者の働きかけも分析的かつ構造的に検討して、どう働きかけるかということをしていきます。

どうしても個別、抽出的にならざるを得ないので導入は難しいのですが、参考になるのは、スクリプトを考えるための「援助レベル」を検討する手続き。

援助レベルの設定とは、支援者が行う援助を段階的に整理したものです。

こどものアセスメントという方向にむけると評価レベルになります。

たとえば

【こどもの行為の援助レベル(評価レベル)】

  ①自発的に遂行

  ②数秒待てば遂行(時間遅延)

  ③声かけに促されて(注意喚起)

  ④視覚的な手がかりに促されて

    視覚的媒体/サイン/指さし等   

  ⑤身体的な援助に促されて

  ⑥遂行しない

スクリプトの構成や働きかけを検討する際に、こうしたレベルを折々に検討していくのです。

そう、おわかりかと思いますが、これはかなり発達段階を捉えた評価・支援のレベルのありかたです。

やってみるとわかるのですが、我々はいつもいろんな支援を一度にしています。そのことはこどもの姿をみえなくしてしまう。

こどもの育ちと援助は呼応すべきもの、こどもの育ちがどこに向かうかと支援はどこに向かうべきかは対になるべきなのです。

だから、援助レベルを考える癖はつけて悪くないなと思っています。

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個別のプラン作りが進まない

 教委の研修のお手伝いをすることになり、打ち合わせをしました。

作らねばならないものであってもなかなか個別の指導計画、教育支援計画の作成が進まないのはなぜか、いろいろお話をしました。

そして、私が分担する研修では、作り方を提案し、教委からは作成時期や鋳型などを明記したマニュアルを作成する方向で考えようということになりました。

作りやすい作り方の視点と、強制力、マニュアルという3拍子そろえたら違うかもしれません。

作り方としては項目ごとに細かく細かく作っていく方法論や対象児もありますが、通常学級における特別支援においては、その子の支援のポイントを決めて「一点突破」していくような視点がよいのではと考えています。

保育要録も個別の支援計画的な利用を進めていこうということも話し合いました。

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ベテラン保育者の苦悩とチャレンジ

 保育から療育畑に転じてがんばっている先生お二人とこの所よく仕事をします。

このお二人のすごい所は保育というアイデンティティにとらわれず、療育の視点を確かにもってコンサルテーションに励んでおられます。

そして我々と同じように、支援を巡って保育文化の壁にぶつかっておられます。

お一人は応用行動分析に光を感じてなんとかそんな視点を保育にと腐心しています。

でも、それは直接的にはまだ要求水準が高すぎる。

もうひとりは伝わる言葉と方法論を懸命に探していらしゃいます。

このふたりの格闘に支えられます。

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1対1がすべてか?

  気になったことです。

ある現場の支援のことを聞きました。障害児の学童保育です。

・ほぼ1対1でこどもにつくことができる。

・長期休暇などはバスでいろいろな所に出かけたり、企画に参加。

・そんな訳で家族は充足している。(と思うという。)

・意図的に関わるよりも参加や経験の中で充足や達成発見ができればOK

なんだか違和感があるのです。

見た目は豊かだけど、こどもに豊かな育ちを提供できない可能性があるのでは?

 ひとつには私は行事は嫌いです。

どこかに連れて行けば、何か企画をすればこどもが喜ぶと思う安易さが疑問です。

行事は破調。日々のリズムや実践はどうか?関係の深まる生活はどうなのか?

大人がひとり張り付いてあっちこっちに着いていく。確かにやっている感じは出ています。支援者も満足でしょう。

でも、そこに関係の構築がなんとなくみえにくい。

関係づくりは華やかな活動を舞台にしてはできないと思うのです。

そんなとりくみの一方で、思春期になって粗暴になってトラブルが増えて出入り禁止になるケースも少なくないそうです。

それは思春期が困難だけじゃなくて、関係を土台にして感情コントロールを支援したり、葛藤場面をつくることでこどもが豊かになっていく育ちの保障をしていないのではないか?

 保育現場でも困ったら個別支援!でも、それはできない、どうしよう?という思考に陥りやすかったり、支援をいえば常に声をかけ、手を出しが当たり前だったりしています。

大人が張り付くことの危うさを感じました。

ひとりでできるのを手伝っていく。そのためには、直接支援以外の支援のステップアップが必須なのだと思っています。

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うれしい実践と出会いました!

 うれしい巡回相談がありました。

日々、方法論の啓蒙に走り回っていますが、昨日は実践をはさんでやりとりできました。

身辺処理に動機が弱く、他の刺激にも影響されやすいおこさんのケースです。

昨日は「こんな風に手順表をつくってやっているのだけどどうでしょう?」という相談でした。

うれしかったです。やっていることの吟味はさらに深まります。

・求める手順の量は適切か?

・どこからを求める手順にするか?

・ゴールは?

・頑張った先にあるものは?ご褒美や強化のありかた?

・身辺処理の場合は動きの動線を考えることも

・道具によって支えることは?

こんな吟味をしました。先生方が「できてほしい、やってほしいこと」はどうも満載になりがちでしたが、そこに思いも見えて楽しい訪問でした。

来週、ある園をお借りしての研修会。そこでも園で用いている支援ツールの検討をしたいとのお話をいただきました。

はじめてくれた園をとことん支援していきたいと思います。周囲がやっていないことが恥ずかしくなるくらいに当たり前のことになってほしい!

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家族自身の困難に思うこと。

 この所、こどもたちの家族の困難に直面することがあまりに多くなってきました。

リストカットやオーバードーズ(薬の大量摂取)、うつ等

おかあさんの困難はこどもたちの姿に直接影響します。

ご自身の困難に加えておこさんの困難に遭遇し、混迷が深まるケース。

こどものこともそうだけどとにかく自身の困難が大きく生きづらさに苦慮する姿。

こどもたちが幸せになるようにと日々願って過ごしていますが、

こどもたち以前に大人がこんなに苦労している姿をみると、世の中のいきづらさを思います。

 ヒト(他者)を好きになること

 自分を好きになること

この二つが生きていく基盤だと考えますが、これは大人にも欠かせないことなのでしょう。

大人同士の認め合い、許し合い、繋がりあい、支え合い。個々の存在を肯定しあうこと。

自分のことの前に他人のことを気にすること。

こどもの支援をはさんでそんなことにも意識的目をむけざるを得ない時代です。

それをしようと思います。

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就学指導のこと③

 昨日書いたのとは違う就学指導の難しさが昨今は生じています。

それはやはり発達障害児のこと。

今すぐに特別支援学級、学校の話ではないけれど絶対に引き継ぎは必要だし、状況がちょっと変われば就学指導に移行する可能性のあるケースをどのように把握、支援していくかということです。どんな方策が有効か試行錯誤が始まっています。就学指導対象児の増加にどう対応するかという意味合いも含めて。

それから高機能タイプのお子さんが小さい頃は自閉性が顕著で、参加やりとりが難しく特別支援学級にいたけれど、落ち着く事ができ、学習面も困難少ないので通常の学級に戻りたいというケースも出てきました。従来は考えにくかったですが。これは学校内に共通理解があって、困難が再燃した時のフォローアップ体制が組めるならOKなのだと思います。みんなの中にいたいという強い願いがあって、それを応援したい大人の具体的準備ができるのが大事なのでしょうね。

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就学指導のこと②

 そんな中で私は思っています。学校は数年計画で考えればよいのではないかと。

行く前から行った先のことなんか決められない。

ご家族の思いもあります。初年度や低学年のうちはチャレンジではじめてもよいかと思います。当然、それもお子さんの発達によりますが。ある時期に移行することをもちろん視野に入れて。

それから最近思うのは、以前と比較してさまざまな資源やサービスができている以上、「集団」や「参加」を実現する場を学校へ限ることはないということです。

学校には専門性を求め、地域や集団参加は他で保障していく。(もちろん逆もあります。)

大事なのは、どの学校へ行くかよりもどのような学齢期を過ごすことではないかと昨年あるケースが教えてくれました。

 そして就学こそコーディネーターが必要ではないかと思っています。きちんとこどもたちの発達評価ができ、学校の資源を知ってご家族の思いを汲み取って条件整備や調整ができるヒト。学校の文脈でなく、その個の発達保障の立場で学校選択を支援できるヒト。

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就学指導のこと

6月になりました。地域によって違うでしょうがそろそろ1回目の就学指導の時期だと思います。

就学は難しい…

まずは学校と就学前の生活のギャップが大きくなりすぎているのではないかと思います。単純に幼児期の育ちの未熟さだけでなく、学校がすごくタイトで振れ幅の小さい「勉強する所」になっている気がします。

だから、以前のように学校の関係や集団生活を通してこどもを育てる機能は低下しているように感じます。、またかえって「知的学習」の力がすごく問われるようになってきた気がします。

そしてそのような学校側の状況変化があっても家族の願いは変わりません。

「地域」「集団」と「個に沿った」の両面の保障です。特別支援教育がはじまる時、この辺りに大きな期待をしました。

しかし、重度感が強めのこども達の集団参加、地域参加の質は変わりませんでした。一部、副籍等の取り組みもされていますが。

そんな中ご家族の選択は二極化しているようです。どちらかしか選べないのであればやはり「地域」「集団」へという流れと、なんとなく地域に居る位なら専門性の高い特別支援学校へという流れです。

特別支援教育全体もそうですが、地域の学校が力を本当につけてほしいと思います。

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