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2009年7月

家族のリスクとつきあう。

 たまたま家族自身も困難を抱えているのでは?

というケースと2件続けて出くわしました。

そういうケースは少なくありません。

何回か前の記事にも書きましたが、「養育偏重」を

乗り越える必要性はこういうケースと向き合う際に

もあります。

御家族自身も生きにくさを抱えています。

そこにおこさんの生きにくさを支えて!というのは

容易でないこともあります。

 ・園、学校での子育てを大切に。

 そこで関係や愛着をこどもとつくり、よき経験

や関係をつみあげる。

 ・ご家族の困難に理解を

 家族支援、保護者支援も支援者の役割とされて

います。御家族自身がリスクを抱えている場合に

支援者がそのことにのめり込みやすいのもよく

あること。単純にお話を聞けばうまくいく、御家族

に沿えばうまくいくというばかりではありません。

やりとりを巡るトラブルや不全感が生じて、バーン

アウトや御家族とのやりとりに疲弊していくことも

少なくないのです。

そんな訳で困難を抱えた御家族への直接支援に

はのめり込みがちな支援者の特性を踏まえて、一

定のルールや枠を決めたり、チームで支援したり、

スーパーザイザーをみつけたりも大切なのでしょう。

「期待しないあきらめない。」「好意の無関心」

「家族に他のキーパーソンをみつける。」

等も方法としては重要です。

 そして、やはり自分が「こどもの先生である」という

ことを忘れないようにしたいものです。

御家族への最大の支援はよき子育てなのです。

御家族の状況はどんなでもこどもはかわいがって

おく。とどのつまりはこれも専門性だと思います。

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困難事例に教えてもらったこと

 学童保育は今頑張りどきです。

夏休みに入って1日預かりがはじまったからです。

夏だけの利用の子も大挙押しかけてきます。

ある学童に立ち寄って職員と話してきました。

この学童にとってはまだ2回目の夏休みですが

職員は落ち着いています。

毎日の試行錯誤と経験は自身につながっている

ようです。何をしようかという引き出しも増えています。

 思い出話になりました。

昨年度末まで在籍していたSくんのこと。

身体の大きな中学生の自閉症の男の子です。

自分の要求に向かって飛び出していってしまいます。

学童には本人の動機がないので来てもらうのに苦労

しました。

同じ敷地内の図書館に突っ走ってしまう。

家に帰ってしまう。

来てもお母さんの車から降りない。

身体も大きいために制止のしようもないのです。

困り果てた我々は視点の転換をしました。

 しかたなくついていった図書館にこちらから

行こうと声をかけました。だから、ちょっと待ってくれ。

おやつくらいは食べていって欲しいと。

壁に貼った図書館という絵カードをはって伝えました。

そんなことを始めたら学童の部屋に居てくれるように

なしました。笑顔でいられる時間も出てきました。

その内、Sくん自ら絵カードを示して要求してくれるよう

にもなりました。

勝手にいったら注意叱責し止めるしかない。

でも、言ってくれたら認めてあげられるのです。

そこに成立したやりとりの大きなこと。

なんだかんだ言って「こどもに合わせる」ことの意味。

Sくん卒業まで簡単ではありませんでしたが、Sくん

との日々は指導員の自信になっています。

 「Sくんが教えてくれたことが大きかったね。」

思い出話に花が咲きました。

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支援ツールをつくらない理由

 支援ツール作成研修会の感想です。

・今まで難しいと思って手が出なかったが、体験して

みて抵抗感がなくなった。

・とにかく作ってみて使って修正していけばいいんだと

思った。

 こちらとしては「作って使うの当たり前!」ぐらいのつ

もりで提案していますが、現場の思いってこんなものか

と思いました。

うーん、まだまだ啓蒙期。キレちゃいけないねと気付き

ました。

今回はクラスで使おうという部分も協調した企画でした。

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愛情不足

今日は「愛情不足」です。

家族とこどもの関わりが欠け、そのことがこどものあら

われに影響していると思われる時に使われる言い回し

です。

特に「不安」が目立つあらわれに用いられがちです。

一見こどもの側に立っているようなこのフレーズにも問

題が…

ともすればこのフレーズにはこども中心に生活しろよと

いうメッセージが込められていることが多いのです。

しかし、家族にも事情と都合があります。こどももその事

情と都合を引き受けならねばならないことがあるのです。

特に現代は共働きしないと生きてゆけない。

家族の自己実現だってある。

子育て中心に生きてゆけというのはちょっと論法が一方

的でおかしい。ともすると母親の就労が問題なんて論調

で迫ってくる保育者もまだまだ少なくありません。

母親が就労しているこどもが何か違うなんてデータはどこ

にもないときいたこともあります。

そしてやはり、こどもの困難はすべて養育に起因する訳で

はないのは前回にもかきました。

特に「不安」はさまざまな要因から成り立ちます。

不安の強いタイプがいます。

また「わかるようになって不安になる。」そんなこともあり

ます。

3歳の節目を越えてくるといろんなものがみえるようにな

ります。家族の事情や都合がわかる、我慢しなけりゃな

らないこともわかる。でも寂しい気持ちがある。その矛盾

は不安感になります。また自己対象化ができるようにな

ると、小さな自分や未熟な自分、頑張りたいけど頑張れ

ないこと等がわかるようになります。これも不安と葛藤を

引き起こします。

こんな風に家族との関係に起因すると思われる「不安」に

も発達的な理由があることもあります。

知っておきたい。

そして、何よりも気をつけたいのは「愛情不足」という言葉

の語感を家族の立場に立って考えてみた時の響きです。

支援者のこの言葉の使い方と家族の感じ方は全く違うと思

うのです。子育てのありように悩み、自己のありようにも大

きな不安を抱えて過ごしている家族にとっては「愛情」が不

足しているなんて表現は存在の否定のように聞こえるはず。

精一杯が不十分ではないかと不安に感じている家族に「愛

情不足」は死刑宣告のようなものなのだと思います。

絶対、使っちゃいけないフレーズです、きっと。

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経験不足

前回に引き続き、保育でよく使う言い回しです。

「経験不足かしら?」には大きな問題性があります。

経験を重視する視点が強い保育者は、どうも構造とし

ての育ちの理解、発達理解が弱い傾向にあります。

経験が量のとらえであるために、質の分析である発達

理解が難しいのです。

やれば身につく、やってないからだめだというのは短絡

的過ぎる。

そして「経験不足」には園でうまくないのは家庭での養

育がよくないからだというメッセージが入っています。

だから平気で何年も園にいるこどもにも経験不足といっ

てしまうことがあるのです。いったい、園で何してるの?

と言われかねないのに…

日本の子育ての姿勢として、原因をこどものせいにしな

いという伝統があります。

「こどもは宝物」という文化基盤があるからなのでしょう。

けれども、その裏返しとして親が責められてしまうように

感じます。

しかし、現実的にはすべてが養育の問題に起因するこ

とはあり得ないのです。むしろ発達的問題がある場合は

養育よりもその影響が大きいのです。

そして園で見えている困難は園で解決したいものです。

原因が家庭にある場合も勿論あります。

けれども逆を捉えれば、園でよき子育てをすればよき

影響が期待できると思うのです。

さらには行動問題には機能があるととらえる時には,

園での困難の探求はまあ園中心に考えた方が合理的

で、奇妙な解釈や物語を作らずに済む。

目の前のこどもの困難を、目の前のこどものあらわれ

をもとに理解し支援していく。

これが科学的な支援だと思うのです。

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「わがまま」

 「わがままか、障害かわからない!」

よく聞くいいまわしです。正直、私はこのいいまわしが

わからないのです。

 「本人が努力してもわからない、できない。」のならい

いけれど「わかっているのにやらない、やろうとしない。」

というのは駄目ということなんでしょう。

 けれども、どちらも支援が必要な状態であることは

確かです。そのことを大切にして欲しい。

それから大事に思っておきたいのは、こどものふるまい

には悪意がないということです。後者であってもそこに

はそれ相当の理由があるはずです。

その理由や意味の探求は絶対に必要だと思います。

 もうひとつ「どこまでわがままを許してよいのか?」

もよくあるおたずねです。

こどもがやれない理由の探求をし、適切で具体的な

支援をしていったらこの問いはなくなるはず。

実はわがまま発言の裏には、集団の保育や教育に

乗れないこどもに一体どこまでつきあえばいいのか?

という支援者のジレンマがあると思うのです。

いつも先生方は個か集団かで揺れています。

でも、わがままという言葉を発している時、大人は

集団をどう回すかに心が向きすぎているのです。

「私がたいへん!」の裏返しが「あの子がわがまま!」

どこまでも個の揺れにつきあうことはできないかもしれ

ないけれど、それを理解しようとする意志、個別支援

はできないけれどその個もできるわかるに導く手立て

を用意すること、1日の中でどこかで支援をしようと

いう心がけ、そんなものを持っていてほしい。

そもそもヒトはわがまま。

こどもはいつもわがまま。

当たり前の属性をつべこべいっちゃ違うのです、きっと。

こどものわがままを語る時、支援者のわがままは最高潮

に達しています。

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「ことば」を削る

 ちょっと多動なTちゃんのサポートに入りました。

なんでも自分でやりたくなって出ていってしまう。

まだちょっと順番はわかりにくそう。

いつも「座って」「戻って」と言われがちなTちゃん。

どうしようか思案した上で、横に座って手をつなぎました。

掌が合わさった瞬間、Tちゃんがこちらを意識しはじめた

ことが感じられました。ちょっと体を弛緩しはじめました。

そんな風に手をつなぎながら、身体的補助をしながら

時間を過ごしました。注意のことばをはかないで。

 そうやって1日みていると、やはりスタッフ全員のTちゃん

への声かけが多いこと。

 ・行動修正のため

 ・注意喚起のため

 ・予防的な声かけ

何か言われています。

でもちょっと視点をかえれば全部なくて済むかもしれ

ない。

Tちゃんの評価を適切にし、動きに対する考えをかえ

るのです。

Tちゃん、視覚的な理解は良好で活動への意欲は

確かにあります。やってほしい状況を先に作ったり

みんなの流れがみえてくれば行動修正できなくない。

だからまずは言ってしまう前に時間遅延をちゃんと

かける。2~5秒は待ってあげれば戻ってくる可能性

はあります。

 また、このことは多少の動きは容認することでもあ

ります。集団生活の中では自分に関係ない、なんと

なく待つ時間は多いもの。それは緩く見てあげても

よいのではないか。

 それから意識的に「ことば」を削る努力が必要です。

過敏なこどもにとってはどんなことばも刺激です。

過敏なヒトにそれを助長する刺激を与えない。

これは、大事なのではないかと感じています。

指さしや注意喚起のトントン、身体的補助でも代用

できる。最近は自分がいろんな意味で刺激物である

ことを意識しています。

いちばんいいのは私がそっと立ち去ること(笑)という

こともけっこうあります。

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鍛錬主義と特性尊重論

 相談を受けました。

聴覚過敏が顕著なこどもにに対する支援のありかたです。

とにかく不安で過敏で、にぎやか場面ではもう涙なのだそうです。

運動会のピストルなどはもってのほか。

去年の担任の先生は困難をよくわかってくれて耳栓の使用等

を許可してくれたそうですが、今年の担任は「私はなしでやって

みます。」なのだそうです。

 こういうこと、よくあります。

難しいのは「こどもの特性なんだからむちゃするな!」論と

「慣れればどうにかなる」論と両極端なアプローチに分かれてい

く傾向にあること。

 過敏性やこだわりに対して脱感作的なアプローチをとることが

あります。いわば「ちょっとづつ慣れていく」トレーニングです。

ただそこには一緒にチャレンジしてくれ、恐怖や不安を支えて

くれるヒトの存在が不可欠です。そして同時にこども自身に

回避の方法を学んでもらうこと、刺激の選択性を高めること

も重要なのです。

こわい環境の中にさらされて慣れるだけではなく、そういう場面

でどこまで頑張ったらよいか、頑張った先にあるゴールを明示

する。頑張れない時にはどう振る舞ったらよいかを知る。

 こんな風に多角的なアプローチを踏まえてちょっと、耳栓

やめてみようかと御家族と相談して一緒にやっていくのがあるべ

き姿なのでしょうが、手立て少ない上に担任が「私の方針で…」

とやってしまったのでトラブルになったと思うのです。

 このご相談はこの担任をどうすれば?からはじまったのですが、

そこはとりあえずはこどもが上記のようなことを身につけるように

支援しようということになりました。

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トレンドを知る・異分野をヒントに

 ちょっと切り口をかえた視点で研修会をやりました。

外注の講師の先生でしたが、自分も現場のトレンドを知ること

ができてよかったと言っていただきました。

参加者の感想も好評でした。

 ただ、ちょっと感じてしまったのは…

「案外現場は勉強していないのかもしれない。」ということ。

新しい切り口とはいっても突飛なことをやったわけではなく

教育支援周辺には転がっているトピックを設定したのです。

新鮮に喜んでくれることがむしろ心配。

現場はこどもとの日々や決まったことを回すのに目一杯

なのだろうな…

そう考えると、特別支援、発達障害児の支援という新しい

切り口で現場が揺り動かされることはその点でも意味が

あるのかもしれません。

 もうひとつ思ったのはちょっと視点を変えたり、異分野を

のぞくとヒントが転がっているということ。

今ちょっと旅したいトピックは

 ・災害支援

 ・セルフマネジメント、セルフモニタリングスキル

 ・性教育

等々です。

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腹が立ってしょうがないこと

 仲間が言われたことなのだそうです。

でも、腹が立ってしょうがないのです。

幼児期の支援現場でのこと。

「どうせ学校でも視覚的支援なんかやってもらえないの

だから幼児期にやる必要はないのではないか?」

むしろ、そんなことを経験させてしまうとそのギャップ

がこどもの困惑を大きくさせるだけなのではないか?」

と言われたそうです。

なんだかいくらよく捉えようとしても捉えることができないの

です。たぶん、自分が言われたら絶対冷静ではいられない。

自分の怠慢を責任転嫁しているとしか思えません。

 えーちょっと冷静になると(笑)… 

我々はその時期、その瞬間のこどもの育ちの充実を支え

ることが使命です。「発達」はつながっているものだからこそ

瞬間の積み重ねが質的転換につながっていくはず。

成功体験を積み重ね、よき記憶に支えられることが発達

のエネルギーなのです。この発言はその機会と手立てを

意識的に奪おうとするものなのではないかと思うのです。

この発言の裏にはやはり発達理解の未熟さがあります。

このヒトはこどもの知的な育ちしかみえないのではないか?

だからこそ学校という知的学習を舞台にした現場での適

応やトップダウンを起点としたこんな発言になってしまう

のではないかと思うのです。

たしかに「ライフステージを通じた支援」なんてのはまだまだ

難しく、「この子をこんなにしてしまって!」という義憤にかられ

ることは少なくありません。だからといってそのことは支援を

投げ出す理由にはならないのです、絶対に。

・うまくいかないからできる所まで自分の現場でがんばる。

・うまくいかないから移行支援を丁寧にする。

・うまくいかないから地域づくりやシステムつくりをする。

・うまくいかないからフォローや敗戦処理をする。

「うまくいかない」をエネルギーにしていくのが我々の仕事なの

だと思います。

むきになりすぎですね。すいません。

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積極奇異型

 面白い子に出会いました。

明らかに怪しい巡回相談のお客さんに物怖じせず、

やってきます。

いきなり同行の保健師さんに近寄り抱きついてクンクン。

その後も折りにふれてやってきては相談の輪の中に入って

来ます。

 聞くと、偏った強い興味、ちょっとご気分次第の参加等

かなり特徴的です。

ウイングでしたか、自閉症スペクトラムを分類しましたが

その中の「積極奇異型」とでもいうのでしょう。

へんかヒトかもしれませんが、とっても大人が好きで

ヒトが好きなこんな子けっこういます。

この子たちの強い力はこのヒトへの強い関心。

ちょっと方向が偏ってたりしますが、やりすぎの方向

は変えられなくもないことを思えば確かな力です。

個人的にはすごく好きなタイプのこどもたちです。

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告知のこと

 障害の告知についての相談を受けました。

小3の子。どうもうまくいかない自分やみんなとの違いを

意識しているようだから、もっともつれてしまう前に告知

したらと学校でいわれたのだそうです。

その是非は?とのお母さんのおたずね。

 このケースの問題というよりも告知のありかたです。

重要なのは自分での気付きや必要性なのではないか?

まわりが気を回しすぎて伝えてもそれが伝わる時期か

知りたい時期かは別だと思うのです。

そして、診断名と同じように支援がしっかり用意されて

いることも不可欠。

年齢も重要なのかもしれません。

本人への告知からまわりへの理解へと展開したいもの

ですが、それをうけとめるこどもたちの発達段階がない

と、大人の思いや都合先行になってしまうはずです。

気を付けたい。

もちろん、告知や理解があれば特別な支援がしやすく

なります。それを急ぐためにこどもの思いとぶれたら

いいことはない。

そして、告知はDr.のお力を借りることが必要です。

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診断名は必要?

あるお母さんからのお尋ねです。

メリットと難しい面があると思います。

家庭で接するのには診断名など不要で特性をわかって

あげればいいのかもしれません。

外でちゃんと支援を受けられる可能性があがるという点

ではそういう公式の評価あっても悪くありません、きっと。

まだ「支援の確率があがる」程度のメリットなのが現状な

のです。

難しいのは「障害」という言葉を受け止める厳しさ。

お母さんにとってもお父さん、おじいちゃんおばあちゃん

にとっても。

お母さんとお父さんの気持ちは違う。

よくお父さんはわかってくれないと言われますが、そうで

ない気がします。

お父さんなりの葛藤があり、時間も必要で…

診断名がついて安心したというケースも少なくありません。

うまくいかない理由があるということがわかった。

子育てのせいでないことがわかった。

ケースバイケースです。

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家族は不安だらけ…

 発達障害児親の会でのこと。

いつものように座談会。

ピアカウンセリングではいろいろいろいろ出てきます。

「~しなかったらどうしよう?」

「~したらどうしよう?」

「~は必要ですか?」

「~したほうがいいですか?」

 ひとつひとつ応えながら聞きながら思ったのは…

御家族の着ている着物の多さ。

健常モデル幻想のようなものや適応大事主義を脱ぐこと

ができたら

高い要求水準を脱ぐことができたら

困難よりもよき力や好きを支えることができたら

もうちょっと楽になるのかも知れません。

簡単ではありませんが…

ちょっとお話してと言われて、こどものいいところ探しと

今気になる所を読み替えてみるというワークをやって

みました。

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夏休みを前に-障害児学童のこと-

 夏休みを前に学童の予約が殺到しています。

でも、なんとなく複雑なのです。

夏休みだけ利用したい方が多いのです。

預かる方はちょっと不安。

繰り返しの利用がアセスメントになり、本人の慣れや

期待になるもの。

普段はどうにかなっているとか、アクセスの問題が

あるとそんなことはあると思いますが、少なくとも

夏休みだけでも生活支援サービスを使いたいニーズ

がある以上、日常的な組み立てもしてほしいなという

考えがよぎっています。

 日常利用の方々の「普段利用しているヒトを優先して!」

という声があります。まあ、これはキャパシティを巡ってと

いうことですがなんとなく、わかるような気もしてきました。

まあ、一方で、夏休みの中で出会いやチャレンジもという

気持ちも受け止めたい。難しい所です。

学校に行く暮らしが回るというより学齢期にどのような暮らし

をしていくかを組み立てて生活していきたいと感じました。

そんな意味での学童、生活支援、夏休みの話題です。

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小さな喜び

 幼児期向け研修会でのこと。

少しお付き合いが長いA先生が、今年度になった作成

したクラスむけスケジュール表を参加者に託してその

是非を尋ねてきてくれました。使用感は…

・情報量が多いので年少さんにはうまくなかった。

・年長さんおお泊まり保育用はみんな興味津々で

よくみていた。

とのことです。

 研修内では講師の先生も「ちゃんとつくると大人

の手が減ります!」「実際、つくってやってみてくだ

さいよ。」と声をかけてくれました。

ただ、その場ではいい話きいた、いい研修だと思っ

ても実際支援として取り組まれることはなかなか少

ないのです。

そんな状況を思うと、A先生の実践のありがたいこと。

こちらのバイタリティを捨ててまわるような巡回や研修

支援もともするとある中でエネルギーになりそうです。

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年長さんの保育とは?

 学校が視野に入った年長さんの保育

幼保小連携が義務的に定められたせいか意識している先生

も少なくないようです。

お手伝いする側としてもそのあたりも念頭においています。

要録を個別の支援計画になんてこともちょっとキャンペーン

しながら…

 「学校への育ちはどこまで?」これが担任の先生の疑問。

思うのです。

学校とは求められるものが違うから、その生活がはまって

落ち着くこどももあり、その逆もあり、すべてが幼児期に

何をしたかしないかには寄らない。そんなに強迫されなく

てもよいのではないか?

トップダウンはそこそこにやはり年長さんの熟す保育を

していく。

時には学校が好き勝手なことを言って来るかもしれない。

でもそれは学校の責任や仕事の回避のことも少なくない。

自分より前の支援や子育てのせいにするのは簡単…

とにかく自分の現場で、今の充実をと思います。

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あたらしい現場をつくるということ

 おもしろい相談を受けました。

介護と保育所をやっている事業所で空き部屋があるので

障害児の学童をやりたいというのです。

現場をみてもらいながらいろいろお話しました。

 とにかく垣根を取っ払ってみんなで居る場をやりたいのは

ボスの思い。

現場としてはただ一緒にいればいい訳ではないから、リスク

アセスメントという名前の消極策。

とっても示唆に富んでいていいお話をききました。

我々現場は今を回すことに腐心して、新しいチャレンジはし

にくいもの。だから天の声でむちゃくちゃな企画が降ってく

るのは悪くないと思うのです。

ただ天の声の現実了解度は大事。

「みんないっしょ」につながるためのチャレンジや試行を現場

との間につくることができるかどうかが鍵だと思いました。

また、チャレンジに呼応する気持ちを持つ支援者でありたい、

現場を創造できる構えをいつも持っていたいとも思いました。

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保育はどこへ向かうべきか?

今週、保育向け研修をやるので考えています。

視覚支援や構造化の方法論や実習なんですが、もはや

それだけが伝えたい、やって欲しいことでもないのでちょ

っと考え込みます。

どんな保育が求められる保育なのだろうかということです。

気になる子にとってよい方法は定型発達の子にとってもよ

いという保育のユニバーサルデザイン化はもちろんのこと、

多様な育ちを肯定し集団の保育に腐心し過ぎない視点、行

動の意味を探るまなざし、変わりつつあるこどもの育ちを認

めながらも発達課題を踏まえて保育の譲らぬ所やありようを

模索していこうという姿勢、そして何よりもひとりひとりのこど

もの文脈と心の生地を支えるあり方等です。難しいです。

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発達障害を理解する7要素

 最近は、「この子はADHDだから」とか「診断名は何?」

というような言い回しはずいぶん減ってきた印象があります。

けれども、発達障害についてはその多様さが「わからない!」

につながり、支援の遅れにつながるのだろうなと感じます。

感じたのは発達障害というのはいくつかの要素の濃淡のこと

 ①自閉性・自己の世界への没入の度合い

 ②多動性・衝動性・不注意

 ③認知のゆがみ・LD慶応

 ④運動 不器用さ 発達性協調運動障害の度合い

 ⑤対人関係への動機、スキル

 ⑥知的能力

以上の6つの濃淡をみていけばこどもの姿がみえてくる。

みんな6つの要素をもつけどその濃さが異なり、濃い所が

診断名になってくる。

そして、この6つに

 ⑦養育・支援の状況 どう育てられてきたか

をあわせてこどもの姿をみたらと思います。

こうなるとますます、診断名という「説明概念」よりもその子

のあらわれがどういう機能、意味によるのかが大事になって

くると思います。

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二次障害にむきあう

 注目要求が強くなっている思春期のケースのこと。

いじめにもあったようで、自己肯定感は極めて低いようです。

課業中も常に大人を追い求め、作り話までして注意を引こう

としています。

 そんな姿に大人は胸を痛めています。それまでの経過が

想像付くだけに気の毒だし、なんとかしなければとの思いが

強まるようです。けれども、そんなまっすぐにぶつかってくる

こどもの姿は苦しい。だいぶ参っている支援者の相談を

受けました。

 提案したのは直接的な関わりではなくて、行為をはさんで

共感し、そこから活動をはさんで評価し、自己肯定感や

受容感を高めるという方法論。

ただ、向き合って話をするよりも、一緒に仕事や作業を

しながら過ごす。これは、やりとりが直接ぶつかって苦し

く成りすぎることの回避にもなります。

そして、やっぱり評価できる場面を行為を通してつくって

いく。学習や作業をはさんで。誰かと比べてではなく、昔

の自分と変わりつつある姿を明確に。

二次障害のケース場合、状況や経過に支援者が巻き込

まれていくことが少なくありません。しかし、止まって考え

てみると、そこでユラユラして居るよりはよき自分を発見

する手伝いをした方が前向きでしょうし、気を付けないと

援助妄想や共依存で支援がストップしてしまう。

 こどもをかえるのが支援。

案外これがぶれるので気をつけたい。

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愛着は甘美なもの

 施設入所のこどもの姿です。

担当の職員の前ではデレデレしてしまう、くねくねしてしまう。

ちょっと叱られると大暴れで…

とても素敵な姿です。

不安が強く、生い立ちもあって依存はあっても確かな愛着

がなかなかこれまで構築されてきませんでした。

ちょっと職員がムキになって3年目。

大人への信頼関係が確かになって、それを基地にして

チャレンジを始めた姿があります。

 不適切な養育をうけたこどもの3割の予後は良好だと

いいます。虐待関係以外の所で安全な愛着をつくること

ができたかどうかが鍵といいます。

それは家族でなくていい、園の先生でも学校の先生でも

いい。

この3割をもっと高めていきたいのです。

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特別支援教育の8領域

 ある園の工夫です。

ちょっと気になる子が多く、大人も確保できたのでクラスを

2分割して今年度スタートしたそうです。

やっぱりそれは違うとのことでした。

確かに同じあらわれでも、大集団でのそれと小集団のそれ

とは影響が違います。支援の質も変わってくる。

なかなか他でも真似ができることではありませんが、配慮

としては「体制」づくり、環境づくりも重要な要素です。

 特別支援教育の8領域というものがあります。

①個への支援

②個別のプラン作り

③体制作り

④環境の整備

⑤集団への支援

⑥保護者への支援

⑦啓蒙、クラス作り

⑧連携

現場の支援の質を考え、確認するのにこの項目のチェックは

効果的です。

 この園でもうひとつ、オッと思ったのは各教室にその年齢

の保育のポイントと安全管理のために必要なヒヤリハットを

掲示してあったということ。

チームティーチングでの保育の質の確認のためにはそんな

手立ても有効かもしれません。

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おかあさんの嘆き

 ある発達障害サスペクトのおかあさんの嘆きです。

園からのノートに

「なぜかわかりませんが○○でした。」

「突然△△です。」

とよく書いてあるというのです。

確かにそんなことがよくある子です。

自分の気持ちを言葉で表現することが苦手で、

嫌なことは脱力という姿が多いです。

 おかあさんは言います。

「このノートの書き方はせつない…」

「この子のことをわかろうとしてくれてない。」と。

まったくおっしゃる通りです。

事実や行動問題だけを伝えても意味はないのです。

そこにどう意味を感じたか、どう支援したかが大事。

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行動の「機能」分類

昨日に引き続き、応用行動分析のお話です。

行動分析では、行動問題にコミュニケーションの意図が

ある(または内在する)と考えます。そして行動問題には

「注目」・「回避」・「要求」・「感覚」の機能があると考えます。

行動分析が行動の意味をとても人間的な「コミュニケーショ

ン」と捉えていることが興味深いですね。

行動全体の機能が4つで説明できるのかはわかりません

がコミュニケーションと捉えた時の「注目・要求・回避」はわ

かりますね。

自閉症への支援で発展した行動分析ですが、行動形成・行

動修正のイメージが先行する中で自閉症の中にある対人要

求を見て取っているのが素敵です。

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「機能」で見つめる

 ちょっと必要があって応用行動分析の文献をいくつか

眺めていました。改めてABAとは?の部分を確認。

「説明概念」ではなく「機能」でこどもの姿をみることの

大切さということです。

 たとえば多動の子をみるのに「ADHDだから。」でなく、

「あの子を落ち着かなくしているのは何か?」とみていく。

まだまだこどものカテゴライズをしたがる大人は一杯

います。けれども多くの場合、それが支援につながるか

というとそうでもなく「だから仕方ないよね。」という支援

放棄の言い訳に使われることが多い気がします。

診断名が知られている程理解と支援がされていない

のは、そこに由来しているだろうなと感じました。

 それから自分の中である行動分析的視点にちょっと

驚きました。というよりも進んでいくと入り口は違って

も同じような見え方になるのでしょうか。

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発達障害と身体

 ある自閉症スペクトラムのおこさんと体操をしました。

みんなと同じようにいくつかの特徴がありました。

・弛緩して大人に身体をゆだねることができにくい。

・自分で勝手に動かそうとする。

・足底部の過敏さ。

・足首の堅さ

・全体(体幹)と部分(手足)との分離ができにくく、

丸太のようになっている。

・骨盤周辺の堅さ

・背筋周辺の堅さ

 我が社ではこのあたりへのアプローチも少しずつ意識

しています。身体が変わると障害全体が変わるとまでは

言いませんが、ヒトへの疎通性は変わってくるような気が

します。

いつぞやベビーマッサージについてどこかで得た情報で

こどもにとっての快だけでなく、実施しているときに大人

が確実に弛緩し穏やかな気持ちになるというのがあり

ました。

身体を通して溶け合うこと、大事かもしれません。

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ケース会議の方法論

 ある現場でのケース会議でのこと。

リーダーが「率直に話し合いのできるチームにしたい。」

と声をかけていたのでちょっと足しました。

こんな内容で話し合いをしてはと。

 ・うまくいった方法論を共有する。

 ・こどもの文脈で行動問題の意味を検討する。

 ・ヒヤリハットをはさんでその原因と対処を

 検討する。

避けたいのは…

いくらよきチームでも、他者の支援のありようや

責任を追及するような話し合い。

こどものためにと思っても場があれるのは確か。

それができるようになるためにはよっぽど、成熟

した目的意識の明確な強い結びつきのチームで

なければ難しいと思うのです。

大人の間でもいいところを探す話し合いを。

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やるべきこととやってもらえること

 ある論文を読みました。巡回相談の先生の調査です。

提案した内容に明らかにやってもらえる内容とそうでない

ことがあるとのこと。

授業の中でとか、クラス全体に対してという項目は実施率

が高いのに対して、個別の配慮や支援ツールを使って等

はなかなか難しいようです。

そんな訳で授業、クラス作りも含んだユニバーサルな教

育をというのが最近の大きな流れですが、ちょっと解せない。

巡回相談等で提案することはやってもやらなくてもいいこ

とではありません。もちろんできそうなことを提案しなければ

なりませんし、やったほうがいいこととできることは違う。

最近、思うのです。

結局、学校・支援者の都合のいいように聞かれてしまうこと

があまりに多いと。一見熱心にみえても現場に伺うとなんにも

していない園、学校等みると「勉強した気になっているのでは?」

「配慮した気になっているのでは?」と考えてしまうのです。

 まだまだ啓蒙期です。

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つながり

 並行通園のおこさんの園に巡回相談に。

自閉症スペクトラムの重度感のあるおこさんです。

ひとりはばったり玄関先であって声をかけると、うれしそうに

「キャー」と逃げていきました。

もうひとりは予告されていたようで、顔をみつけると友達

の肩をとんとん叩いて回り、どういう訳だけ女の子の手を

ひいてきて紹介してくれました。

 二人とのおつきあいも3年目。情感が育ってきたふたり

にとって私の存在はちょっと前とはちがうのだろうなと

感じました。

彼女を紹介されて、うれし…

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