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腹が立ってしょうがないこと

 仲間が言われたことなのだそうです。

でも、腹が立ってしょうがないのです。

幼児期の支援現場でのこと。

「どうせ学校でも視覚的支援なんかやってもらえないの

だから幼児期にやる必要はないのではないか?」

むしろ、そんなことを経験させてしまうとそのギャップ

がこどもの困惑を大きくさせるだけなのではないか?」

と言われたそうです。

なんだかいくらよく捉えようとしても捉えることができないの

です。たぶん、自分が言われたら絶対冷静ではいられない。

自分の怠慢を責任転嫁しているとしか思えません。

 えーちょっと冷静になると(笑)… 

我々はその時期、その瞬間のこどもの育ちの充実を支え

ることが使命です。「発達」はつながっているものだからこそ

瞬間の積み重ねが質的転換につながっていくはず。

成功体験を積み重ね、よき記憶に支えられることが発達

のエネルギーなのです。この発言はその機会と手立てを

意識的に奪おうとするものなのではないかと思うのです。

この発言の裏にはやはり発達理解の未熟さがあります。

このヒトはこどもの知的な育ちしかみえないのではないか?

だからこそ学校という知的学習を舞台にした現場での適

応やトップダウンを起点としたこんな発言になってしまう

のではないかと思うのです。

たしかに「ライフステージを通じた支援」なんてのはまだまだ

難しく、「この子をこんなにしてしまって!」という義憤にかられ

ることは少なくありません。だからといってそのことは支援を

投げ出す理由にはならないのです、絶対に。

・うまくいかないからできる所まで自分の現場でがんばる。

・うまくいかないから移行支援を丁寧にする。

・うまくいかないから地域づくりやシステムつくりをする。

・うまくいかないからフォローや敗戦処理をする。

「うまくいかない」をエネルギーにしていくのが我々の仕事なの

だと思います。

むきになりすぎですね。すいません。

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コメント

「どうせ視覚支援をしても〜」、僕も言われることが少なくないです。正直うまく応えられず悩んでいたこともありましたが、これを読んで本当に納得です。まったくその通りだと思います。
また「うまくいかない」をエネルギーに、というコメントも、今の自分にぴったりで感動しました。ありがとうございます。

投稿: ムカイ | 2009年7月25日 (土) 00時08分

 ムカイさん、コメントありがとうございます。
「どうせ~」発言、よそでもあるということ、ショックです。このぐらい無理解な発言になると、平静を保っていられないのですが、きっと我々はこの発言をしているヒト自身の抱えているこどもの支援に対する困難感や苦しみに目を向けて支援していかねばならないでしょうね。
まだまだ啓蒙期、がんばりましょう。
少しでもお役に立てたのならうれしいです。
ありがとうございます。

投稿: けやき堂 | 2009年7月25日 (土) 05時13分

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