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鍛錬主義と特性尊重論

 相談を受けました。

聴覚過敏が顕著なこどもにに対する支援のありかたです。

とにかく不安で過敏で、にぎやか場面ではもう涙なのだそうです。

運動会のピストルなどはもってのほか。

去年の担任の先生は困難をよくわかってくれて耳栓の使用等

を許可してくれたそうですが、今年の担任は「私はなしでやって

みます。」なのだそうです。

 こういうこと、よくあります。

難しいのは「こどもの特性なんだからむちゃするな!」論と

「慣れればどうにかなる」論と両極端なアプローチに分かれてい

く傾向にあること。

 過敏性やこだわりに対して脱感作的なアプローチをとることが

あります。いわば「ちょっとづつ慣れていく」トレーニングです。

ただそこには一緒にチャレンジしてくれ、恐怖や不安を支えて

くれるヒトの存在が不可欠です。そして同時にこども自身に

回避の方法を学んでもらうこと、刺激の選択性を高めること

も重要なのです。

こわい環境の中にさらされて慣れるだけではなく、そういう場面

でどこまで頑張ったらよいか、頑張った先にあるゴールを明示

する。頑張れない時にはどう振る舞ったらよいかを知る。

 こんな風に多角的なアプローチを踏まえてちょっと、耳栓

やめてみようかと御家族と相談して一緒にやっていくのがあるべ

き姿なのでしょうが、手立て少ない上に担任が「私の方針で…」

とやってしまったのでトラブルになったと思うのです。

 このご相談はこの担任をどうすれば?からはじまったのですが、

そこはとりあえずはこどもが上記のようなことを身につけるように

支援しようということになりました。

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