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「わがまま」

 「わがままか、障害かわからない!」

よく聞くいいまわしです。正直、私はこのいいまわしが

わからないのです。

 「本人が努力してもわからない、できない。」のならい

いけれど「わかっているのにやらない、やろうとしない。」

というのは駄目ということなんでしょう。

 けれども、どちらも支援が必要な状態であることは

確かです。そのことを大切にして欲しい。

それから大事に思っておきたいのは、こどものふるまい

には悪意がないということです。後者であってもそこに

はそれ相当の理由があるはずです。

その理由や意味の探求は絶対に必要だと思います。

 もうひとつ「どこまでわがままを許してよいのか?」

もよくあるおたずねです。

こどもがやれない理由の探求をし、適切で具体的な

支援をしていったらこの問いはなくなるはず。

実はわがまま発言の裏には、集団の保育や教育に

乗れないこどもに一体どこまでつきあえばいいのか?

という支援者のジレンマがあると思うのです。

いつも先生方は個か集団かで揺れています。

でも、わがままという言葉を発している時、大人は

集団をどう回すかに心が向きすぎているのです。

「私がたいへん!」の裏返しが「あの子がわがまま!」

どこまでも個の揺れにつきあうことはできないかもしれ

ないけれど、それを理解しようとする意志、個別支援

はできないけれどその個もできるわかるに導く手立て

を用意すること、1日の中でどこかで支援をしようと

いう心がけ、そんなものを持っていてほしい。

そもそもヒトはわがまま。

こどもはいつもわがまま。

当たり前の属性をつべこべいっちゃ違うのです、きっと。

こどものわがままを語る時、支援者のわがままは最高潮

に達しています。

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