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「みんなと」をどうとらえるか?

 臨床発達心理士会の私の発表を受けてヒント

をいただきました。

個別支援とユニバーサルな支援の間に「おとも

だちと」があるはずだということです。

なるほどの意見でしたが、ちょっと考えてつかわ

ないといけないなと帰ってきて感じています。

 以前から抵抗感があるのは、気になる子を

集団に乗せる手立てとして、おともだちを使う

ことです。「みんなが育つから気になる子、障害

児の存在は意味がある。」という論調もどうか

と思っています。馬鹿にしないでほしい。

みんなのためにこの子は存在していないし、

そんな論理で個の存在を規定しないでほしい。

同じ理由で、その逆である気になる子の支援

のためにおともだちを使うというのも「もっての

ほか」だと思うのです。

集団に乗せることに支援者が腐心し過ぎてい

る端的な証拠のひとつです、これも。

 ただ、冒頭のヒントに思ったのは、支援の

ためというベクトルではなく、こどもの生活

基盤としては「おともだちと」場面を紡いで

いくことは重要なのだろうということ。

誰かのために!や、連帯責任!ではなくて

大きな参加の前の、繋がりあう関係性や

響き合う単位として「数人と」があることは

大事なのかもしれません。

 ただ、やはりこれ、使い方が難しい。

支援者の意図を個別支援やユニバーサル

よりも薄くして、こどもたちの世界に任せる

場面です。直接介入以外を使い回すのは

ちょっと我慢と工夫がいる。

現場に向かって大きく提案するのはもう

少しいろんな検討が必要です、きっと。

 一方で、グループ学習や班活動といった

これまで現場で培われてきた実践もあり

ます。前回の記事ではありませんが、これ

までのとりくみの捉え直しも必要です。

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