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「みせておく」

 幼児療育の中で我々が大事にしている方法論のひ

とつに、「みせておく」ことがあります。

これは、「見せればやるだろう。」という大人の思いを

ちょっとおいておくということなのだろうと思います。

 実はこどもが了解できているということととやってみ

たい、やるということは必ずしもイコールでないのです。

「みせたんだからやるはず。」というのは大人の勝手な

思いこみで、そんな所から「わがまま」なんて視点も

起こるのかも知れません。

 そして、大事なのはみたあとこどもが動き出す理由と

いうのがいくつかあるという理解です。。

中でも心にとめておきたいのは、情報や経験が「貯蔵」

されることの大切さです。

発達障害児にとってはこれは大切なこと。

 ・よき経験がよき関わりとともに蓄積されること。

 ・繰り返しの生活動作や動線が内化されること。

 ・延滞模倣が起こるようなステップに到達すること。

 ・パターン知覚や貯蔵的認識段階に到達すること。

「きっと今は、今日はやらないけれども見せておこう。」

の意味性はこんな所にあります。

時間軸でこどもを育てるということなのかもしれません。

そんな訳で視覚的予告が効果をあげる、クラス全体に

も意味があるのは年中さんあたりからなのです。

年少さんは園の楽しい暮らしをひとまわり経験していな

いので抽象的なものを見せたところでピンとこないのだ

ろうと思います。

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