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食事の場のありかたとコミュニケーション支援

 こどもたちとの食事で思ったことです。

楽しい食事と「とっとと物を食え」の両立は難しい。

食事の場でヒトは感情交流、自己開示しやすくなりま

すし、欲求に直面しているためにコミュニケーション

も引き出しやすいものです。

昔、卒業研究で拒食を調べた友人が「食事の定義」を

複数で食物を摂ることと教えてくれて目を見張る思い

がしました。(今はどうかわかりませんが)

実際、我々もヒトと仲良くなりたかったら食事か宴会

は大切ですよね。

そんなこともあってか、食事の場のコミュニケーション

機能は非常に高くなります。

特にことばが少ない段階で、関わりたい一心でこども

たちはその少ない言い回しでたくさん、状況やタイミン

グ相手の状況や反応関係なしに話してくれます。

大人もそのことがうれしくてそれなりに応答してしまい

ますが、気をつけないとただただ賑やか。

食べることが本当におろそかになったりします。

応答には吟味が必要だということを感じました。

コミュニケーションの発達支援には大人の応答スキル

が実は問われています。

こどもが適切に反応できないのは当たり前な訳で、

適切な反応や適切な場面を示すモデルと、行動

形成のための相手としての大人の反応は大切。

全部反応してしまえば全部強化されてしまいますし、

この場合は食事という行為の遂行とコミュニケーシ

ョンを両立させるという時点でかなり難しい課題を背

負っています。

そのことを思うと、発達の初期には大人が反応に留

意して食事に集中、黙って食べようという働きかけが

重要なのかもしれません。

まあ、昔から「食事は黙って」と「食事は楽しく」は議

論が分かれる所ですが、案外楽しい食事は難しい

ものです。

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