« 見ていられない! | トップページ | みんな何かを抱えている »

選択

 「選ぶ」機会の大切さを思っています。

「自我」を育てるための基本は選ぶことからと感じて

いるのです。

もともとは自閉性の強い、知的にも重いこども達を

みていて感じたことにきっかけがあります。

要求などは比較的強く、行動に目的志向性がある

彼らですが、その源泉がこだわりや自閉性であるこ

とが多いのです。もし、そうしたものを外すとすると、

彼らに残る意味や育ちってなんだろう?と感じたの

がきっかけです。

直後に始めた療育では、折りに触れて「二者択一」

の機会をつくっています。具体物を2つ並べてどっち

がいいか尋ねる。それだけです。

・どっちの絵本がいいか?

・どっちを食べたいか?

・どの作業をやりたいか?

・何色の画用紙にする?などなど

やり始めてみると生活の中で選択機会はたくさんつくれ

ます。そして、案外重い子でも選択はけっこうできるの

です。さらに、この頃痛感しているのは、この選択の基

盤にある「こどもに尋ねることの大切さ」です。

よく考えてみれば、「きいてくれないヒトのいうことなんか

ヒトはきかない。」のです。そんなのわかっているのにも

関わらず我々はこどもにこっちの要求やあって欲しい姿

だけを押しつけていることが多いのです。

選択の機会を用意することは、こどもに自己決定の力

を育てることとともに大人がこどもにその意思をきく姿勢

をつくることになるのです。

関係が双方向であること、それが相手による部分も少な

くないということを知ることも大切なのかも知れません。

 高機能のこどもたちの中にも選択や自己決定ができな

い子がけっこういるのです。

まずは「どっち食べる?」あたりから尋ねたいですね。

ランキングに参加しています。よかったらクリックを

にほんブログ村 教育ブログへにほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へにほんブログ村 教育ブログ 教育者(幼児教育)へ

|

« 見ていられない! | トップページ | みんな何かを抱えている »

支援の手がかり」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1218808/31548244

この記事へのトラックバック一覧です: 選択:

« 見ていられない! | トップページ | みんな何かを抱えている »