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発達をおさえて運動会をつくる

 今は運動会に向かった季節です。

夏休みから通常の生活へ戻ることの難しさと設定度

があがる生活の中で、気になる子たちも担任の先生

たちも苦しいシーズンです。

 ある園の年中さんの競技です。

「追いかけ玉入れ対抗戦」をやるそうです。いい競技

でした。

逃げるふたりの担任の先生が背負ったかごにこども

たちが玉を入れます。なかなか玉は入りません。

入っても数える程…この「数える程」がみそなのです。

先生たちは数と量をこどもたちが発見し、勝ち負け

を確認することをしてほしいと考えています。

そこで支援ツールが登場します。

模造紙で作った玉置場。玉数えスケールです。

「数える程」の玉を2つのクラスが並べていきます。

入った玉の数(量)が視覚的に捉えられていくのです。

そして、勝ち負けがこどもたちの胸に落ちていく。

「バンザイ!」につながっていく。

 大小、多寡、数がわかりはじめたこどもたち。

それを実感としてとらえて欲しいのだそうです。

数の入り口を支えたいのだそうです。

「すじみちをつくる、楽しむ。」ことが深まっていく5歳

にむかう育ちをよく見つめた競技です。

視覚的な支援ツールのおかげでもちろん気になる子

も楽しく参加できていました。

発達をおさえることと視覚的な配慮で保育のユニバ

ーサルデザインが実現しています。

よき保育でした。

 ひとつだけお願いしました。

ちっとも玉が入らなくてよそに投げている気になる子

のために、先生が立ち止まる時間を作ってほしいと。

5秒でいいのです。

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