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入り口

 この夏、学校が導いて学童利用を開始したケース

がありました。手続きまで同行してくれたようです。

どうも見方によってはネグレクトと言われかねな

い家庭状況で、夏休みにはそれが悪化するおそれ

があったようでした。

根っこには、御家族の障害のうけとめが十分では

ないことがありそうでした。

地域や周囲に隠して生活しているということが基盤

にあり、家族の中でいろんなことを回していこうとし

ても現実的には無理なことが生じはじめていました。

行政や福祉の利用にも拒否感、抵抗感があるとい

います。

 こういうケースで思うのは

 「小さいときの出会いの大切さ」

です。

すべてがそこには帰結できませんし、御家族の性

質にもよりますが、くったくなくおこさんと過ごし

その存在を認め、一緒にかわいがる。御家族の

苦衷も一緒に感じながら時を過ごしていく。

小さな時のそんな支援者との出会いが、御家族が

個の存在を認め、みんなとつながりながらなんとか

やっていこう、という入り口になっていくと思うのです。

「生活」と「家族」を大切に肯定していく。前回の記事

の結びに書いたことです。

 さて、このケースです。

まだまだかなりこちらからのお手伝いが必要なようで

正直学童としては難しい面もあります。ただ、こんな

深い支援まで受け止める資源として育ってきたことを

喜んでいきたいと思います。

遅れて入った入り口にもヒトは居る。

そう思っていただけるようにしたいのです。

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