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LDと就学指導

 タイトルをみて「あれ?」と思った方いると思います。

基本的にはLD(学習障害)は知的な遅れがなく…という

ことになるので就学指導の対象にはならないと考えるの

かもしれません。

全国的にはどうかわかりませんが、特別支援教育の深

度や資源配置によっては、あるタイプのLDの子の学習、

生活の保障が学籍の移動で行われることがたくさんあり

ます。

もうちょっとはっきり言うと、遅れた地域では「みんな」と

「個別の」の両面保障がまだまだできていません。

「参加」や行動問題への手当が特別支援教育の中心で

学習支援やソーシャルスキルトレーニングには到底届い

ていないのです。支援の不十分さが能力低下を招き、

学籍の移動という残念な自体になってしまうことが少なく

ありません。

残念ながら私の周りの地域も同様です。

結果的に個別をやるなら特別支援学級へ=就学指導の

手続きの中にというケースがまだまだ多いのです。

LD、発達障害と就学指導で思い浮かぶトピックです。

・能力内差の大きな子は大きな学力低下があらわれ
になってきます。そういう子への支援が不十分で結果
的に全体の能力低下を招き、特別支援学級へとなっ
てしまうケース

・最も多いのは、アンバランスとともに境界知能であ
るこどもへのてだての弱さ。

・学籍移動をしようにも全IQをみると、知的障害では
ないから難しい。

・一方、学校はまだまだなんでもかんでも学籍移動で
対応しようとするので、知的・情緒の判断が曖昧だった
り、判断のデータである知能検査や診断がいい加減
なことも少なくない。学校の困り感だけで押してくる。
どうもこどものためなら多少のことはという雰囲気では
ない。

・とはいうものの、微妙なケースへの手立ては少なく
こどものために現場の裁量でちょっとチャレンジしよう
にも、制度は厳密に運用されてはねられる。

・HFPDDのおこさん。特別支援学級から通常へという
今までにない判断を求められるケースも出てきて。
改善するケースもある一方、進学のためにという「大丈
夫?」といいたくなるようなこともあり…

悩ましい、難しい事態です。

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