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共同注意、共同行為にむかうテクニックのひとつ

 食べるということが大切だと思っています。

意外かもしれませんが、特に関係づくりにおいて。

共感のためには「内容をはさんで」の前に「行為をはさん

で」が必要で、その端的な行為として「食べること」がある

と思います。

あっさり言うと、食べるときに必要なのは「一緒に食べる」

と「分け合って食べる」ことなのです。

 おつきあいの長いAくん。

最近は私の「のどあめ」狙ってやってきます。「あめは?」

「おまえは、俺じゃなくて完全にあめ目当てだろ。」と言い

たくなるほどです。(先日ほんとに聞いたら「うん!」と言っ

てました。)

そんなAくんにあめをあげると必ず「先生は?」と言います。

最後の一個を彼にあげる時にも「先生は?」と言います。

そう、我々はいつもおいしいものを一緒に分け合って食べ

てきたのです。おいしいねって共感してきたのです。

この味を甘いって言う、この味を酸っぱいと言うと確認しあ

ってきたのです。「一緒に食べよ~」が大事なキーワード

なのです。

 食べるということが魅力的だからこそそこに関係を挟む。

強い欲求を実現する場面のまわりに、ちょっと別のしつらえ

を用意すると副次的にそこも定着していくものです。

これ、今ちょっとずつ焦点になりつつある共同注意、共同行

為にむかう大事な要素なのではと思っています。

初期発達を支える上で大事な場面のひとつが食べること。

これは私の現場が施設だから療育だから気づくことなの

かもしれません。

そして、生活の重要性がここにもあります。

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