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発達とは矛盾を乗り越えること

 成長していくと困難に突き当たる。

一見、行動問題にみえることが実は成長の証左である

ということがよくあります。

また、年齢があがり、求められるスキルが変わっていく

とその個にとっては成長でも困難になってしまうこともあ

ります。

 このブログをはじめた頃にかいたAちゃん。

かなりその育ちは深まってきました。

腹這いが巧みになり、表情も豊かになっています。

過敏性も柔らかくなって、大人の介入や働きかけを受け

止められたり、終点のある操作もできるようになってきま

した。

ただ、おかあさんはおっしゃいます。

この頃、つきあいにくくなってきたと。

・ずっと構っていないと悲鳴りだしてしまう。

・いろんなものに手が出てしまうので配膳などできない。

・夜中に起きて騒ぎ眠ってくれないので困る。

きっとみんな一時のもので、最初の2つのあらわれ等

は確かな育ちなのですが、家族にとっては行動問題

に感じてしまうようです。

いくつかお話ししたのは

・あらわれの意味

・次の育ち
 こんなあらわれが育ってくれば今の様子は変わっ

ていくのではないかという予測

・それから育ちを巡って双方が抱える矛盾
 こどもは大人が育てやすいようには育っていかない
し、今のあらわれはちょっと前にはこうあって欲しいと
大人が思っていたあらわれの要素も含んでいる。
大人が自分の都合や思いとは違う育ちを受け入れて
葛藤しながら子育てしていく必要性。
そしてAちゃんにとっても「動きたいのに動けない。」
「おかあさんにずっと構って欲しいけどそれは無理。」
というような「がんばりたいけどがんばれない。」という
要素に直面しており、その矛盾にぶつかりながら育ち
いく途中であるということ。

育ちゆくというのは、こどもにとってそして大人にとって矛

盾をのりこえることであり、思うに任せぬことばかりという

葛藤を受け止めながら相手を受け止め、受け入れ、響き

あって双方が変容していくことが大切なのだろうと感じて

います。そして、そんな矛盾と葛藤を受け止めながら、

挑戦していくことが発達支援なのだと思います。

 発達とは矛盾は乗り越えること

 挑まぬものに発達はなし

私の好きないいまわしふたつです。

ひとつめは白石正久先生のことばで

同名の本も出ています。

 発達とは矛盾をのりこえること

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