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あえて提案してみました。

 巡回相談でのこと。

ある子が流れに乗れないといいます。

園の生活の流れをきいてみると、自由中心だといいます。

視覚的支援や構造化をしている風でもなし。

ということは、乗って欲しい生活がわかりにくく、大人の都

合で展開しているようなもの。

自由を保育の旨としていた園の伝統はわかるが、こどもが

変容してきている時代です。

こどものとってわかりやすい「今は○○する時間」を挿入

していったり、時間の流れを構造化していったり、明日や

1日を期待をもたせるためにしっかり伝えていくこと必要

なのでは?と提案してみました。

気になる子にとっていちばん苦しいのは、自由であったり

何をすべきかわからないこと。そこに手を入れないのは

ちょっと残酷な話でもあります。

すると、先生方の顔には抵抗感がありありと…

正直、特徴的な子は少なく、診断名がついていても適応

している園なので、気になる子への「対処」のために私は

呼ばれたのです。でも、そんなに都合はよくはない。

こどもが生活しやすいための基盤はみんな同じです。

大人の勝手な都合やこどもの状況に即していないこだわ

りがいかにこどもを苦しめていることか。

大人が拠って立つ基盤でさえもこどものためには見直し

てみる。それが発達支援のスタートだと思うのです。

大事なことを譲ってしまう気がするかもしれません。

「譲らないことの大切さ」を思うかも知れません。

でも、大人の勝手な鍛錬主義であったり、こどもの今と

特性を受け止めない伝統の追及は無理なのです。

伝統を大事にするために、伝統的な方法を繰り返すの

ではなく、もっと丁寧な手立てを用意する。

そのことが必要なのだと思っています。

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