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大事だけど、あんまりちゃんと説明できないこと

 入所施設である我が社の年の暮れ、こどもたちは家に

帰っていきます。

昨今は家族機能が崩壊してしまって盆暮れにも誰か必ず

居るものですが、それでもこの時期には年に1回だけは

家庭に帰る、家族と会うというこどもも居ます。

そんな状況の中では帰れないこどもも家庭と家族を意識

しない訳にはいきません。大人が配慮しなければことも多

くなってきます。

 そう、今日のタイトルは家族、家庭のことです。

通常あるものがないという施設という場にいると、こどもに

とっての家庭、家族の意味の大きさを感じざるを得ません。

本当に不思議だなあと思うのは、何にもわかっていないの

かもしれないと感じてしまうような重度感の強いこどもでも

お母さんのことはわかっていて嬉しい情動をみせるというこ

とです。

家に帰れるということは家族との関係だけでなく、生活の自

由度も高くなるため、食べることや遊び、お出かけ等要求の

実現可能性は高くなります。そのことと家族の顔が結びつい

ているのかもしれません。でも、どうもそれだけではない。

家に帰った所でどうにもならない、おそらく施設の暮らしの方

が断然豊かな家族の所にもこどもたちは喜々としてして帰っ

ていきます。

 愛着は説明できないものなのです。

というよりも説明しようとしてもいけないのかもしれません。

その甘美さは、その無条件性は説明の外にあり、そもそも

人間が存在することに根ざしているのかもしれません。

ここから言えることは、大人が思っているよりもこどもに

とっての大人は重要であるということです。

このこと、噛みしめておく必要があります。

父としても母としても。大人としての支援者も。

こどもは圧倒的にその存在を大人に依存しているのです。

となると、ちょっと大人が無茶をすると、その関係は支配的

に、隷属的になってしまうのです。

気を付けなければ…

 また、ちょっと視点をかえると、子育ての基礎は依存を

ゼントすることなのでしょう。

私は①大人、ヒトを好きにすること②自分を好きにすること

が子育ての基盤だと思っています。参加のステージにある

こどもたちも困難にぶつかったらここに帰るべきです。

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