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日常にある大発見

 障害児学童のケース会議でのことです。

スタッフが上気した顔で語ってくれた内容がよいのです。

会議ごとにこの1~2ヶ月はこんな視点でこどもたちを

みていこうというテーマをみつけていくようになっている

のですが、前回からこどもの要求をきき、どうしたいか尋ね

ていくことをしっかりやろうというテーマになりました。

 実際やってみたらみえてきたことはたくさん

今まで援助しすぎていた。

・ちょっと手を出し、口をはさむのに時間遅延を入れ
るとこどもたちが自分でできること、自発的にやり出し
たことがとても多かった。

・ちょっと待つ、尋ねたらそれなりの表出をしたり、絵カ
ードで伝えようと言う姿もみえて。

・こどもに添うようになったらこどもがこちらの言うことを
きいてくれるようになってきた。

ひょっとしたらこれら当たり前のことなのかもしれません。

でも、これはほんとによくあるミスマッチなのです。

支援には責任が伴います。支援の対象者は困難を抱えて

いることが明白です。まずは安全確保が大事。

そんなこんなで支援者はやりすぎてしまうことの方が多い

のです。保護しすぎたり、~しないようにも多くなります。

どこかで聞いた「適切な支援」をまずは自分も取り込んで

やろうとします。それはそれで当然なのだと思います。

 けれども、

「こどもを見る、待つ、きく」

このことからはじまることは多いのです。

ただ、「見る、待つ、きく」には基盤が必要です。

それは、一定のこどもたちとの時間経過です。

お互いに信頼関係があること。

そして、大人の側に支援に対する不安感が軽減されてき

ていることが特に重要だと思います。

おこさんの行動予測がある程度できること。

問題が起こったときの対応の蓄積ができてきていること。

チームによる支援ができてきていること。

ある程度経験を積んだ支援者、現場だから出てくる大発見

なのです。

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