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虐待と学校

 児相職員による虐待研修会でのことです。

学校ほど虐待への感度が鈍い所はないんだそうです。

通告が遅れがちなんだそうです。

なんだかわかる気がしました。

今年何件か聞いた話。
生徒指導、家族支援が大変で毎晩23時過ぎまでやってい
るという先生の苦労話でした。
ケースの中身を聞くと、なんでさっさと人を入れてソーシャル
ワークに移行しないのかしらというケースばかり。

①学校は踏ん張りすぎる。
 教員の専門性と責任感はほんとに凄い。
情熱とそのスキルで支援はどんどん深まる。
けれども、虐待はそれでだけじゃ対処できない。社会や家族
の病理と向き合い、「変容」というベクトルだけじゃ解決しない
こともある。そのあたりでどんどん苦しくなってしまうのです。
人とのやりとりは直面しすぎてはいけないと感じます。
誰かをいれて三角にしていくことを早めにしたいもの。

②特別支援の影響かな?
 特別支援教育は新たに対応された学校で踏ん張る視点と
方法論です。そのかなりの部分は虐待対応にも応用できる。
ただ、いけないのはアウトリーチやリファーの視点も持っておか
ないと行き詰まり、こどもの生命が危険になると思います。
そして、教員も追いつめられ傷つきます。

③家族との関係を大切にし過ぎる
 家族支援も大事な教育の一端で、学校がかなり大事にして
いることのひとつです。モンスターなんとかの影響もあり、配慮
も必要。
でも、先にも述べたように家族の病理や困難が虐待につながっ
ていることもあり、まっすぐ向き合ってもらちがあかないこともあ
る。
 そして、気を付けなければならないのは天秤にかけるものの
重さを間違ってしまうこと。
こどもの命と家族との関係を天秤にかけてどっちが重いかを考
えてみたいものです。

虐待はみんなで対応し、防ぐ物です。

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