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格闘中!

 前回の続きです。

 この学校ではベテランの先生たちが格闘している姿が見

えています。

今までの経験やご本人の個性で作り上げてきた授業スタ

イルを発達障害のこどもたちにあわせて変えようとなさって

いるのがありありと見えるのです。

もちろん、まだまだ管理色は強く、指示的ですし、静粛に、

よくお話をきいて、学習姿勢をちゃんととってという方向性

からはなかなか脱却しにくいようですし、「学級王国」とい

う他を寄せ付けない雰囲気やはみだす個に対する許容度

の低さは気になります。

 けれども、お話をうかがうと、その先生なりにかける言葉

の質を変えたり、注意喚起をしたり、こどもを置いていかない

ような努力をされているのです。褒めようと言う努力や個別

の関係の保障で豊かなものをつむぎだそうとされています。

 思うのです。

発達障害のこどもたちのおかげで大人と教育は変わり

つつあると。

彼らの多様さに向き合うためには、圧倒的にこちらが合わ

せ、理解する必要があり、今までのように大人があるべき

姿を勝手に考えて押しつけることは無理がある。

すべては子ども自身のあらわれに答えや願いや方向性が

あり、そこに合わせていくことから始まるのだと。

この子たちのおかげで子育ての基本が動き出しつつあり、

大人がその方向に導かれつつあります。

このことの一事をもって発達障害を持つことの尊さ、彼ら

の存在の深さを思います。

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コメント

いつも適確な記事内容、参考にさせていただきています。

発達障害の子どもたちと関わることで、自分自身を変えられる教師が「本当の教師」だと思っています。
教師の教師は子どもたちですよね。

投稿: BOGEY | 2010年2月21日 (日) 00時33分

 ありがとうございます。
この個たちの登場は大人の都合と思いだけでは
子育てはできないよというテーゼを投げかけて
いるのだろうなと思っています。
時代にとって必要な存在ですよね。

投稿: けやき堂 | 2010年2月21日 (日) 05時07分

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