« ケース会議が必要な時とは? | トップページ | 今年度のケースを振り返って »

「ドクターショッピング」肯定論

 ドクターショッピングという状態があります。

家族がいくつも医療機関をまわることです。

医師や専門家はけっこう厳しく批判をしますが、私は障害

受容や理解の過程で必要な場合があるとも思っています。

 発達障害はわかりにくい。

このことから誰も逃れられません。

受容と理解は容易ではないし、このわかりにくさは診断や

判断がわかれるという事態も生んでいます。揺れている家

族にとっては揺れを支えるような判断も出やすい部分もあ

ると思います。

また、家族がドクターショッピングに走るのは家族の問題

ではなく、専門機関の問題ということも少なくないのかもし

れません。きちっと発達評価できない。対応方法が提示で

きない。家族はそのことを見抜きます。

支援者よりも情報収集に熱心で学んでいることの多い家

族はよりよき専門機関を探そうとします。そうなると、家族

批判をすればするほどこちらの未熟と狭量が露呈します。

ドクターショッピングに腹を立てる専門家を見聞きする時に、

私は思います。「みんな自信があるんだな」と。

私はそんな自信はないのでとても余所に行くなとは言えな

いし、セカンドオピニオンという言葉もあるし、ある時期の

家族の捜し物は必要だとも感じます。

だから、余所へ行ってもいいと思います。

家族の気持ちと事情が許せるのなら複数機関の利用も賛

成です。その試行錯誤でみえてくるものあるはずです。

そして、こちらの姿勢としては支援内容や方法論は折衷主

義でいこうと思っています。特定のなんとか法にこだわらず、

世間でやっていて効果がありそうなことはなんでも取り入れ

る。いいとこ取りをする。家族がやってほしいことはそのエッ

センスを取り入れる。

こっちに幅があれが家族は余所には行かないのです。

余所に行っちゃっている家族の問題ではなく、行かれちゃっ

ているこっちの問題だと思っています。

きちんとした支援と発達評価ができていれば家族はきっと帰

ってきます。メインの利用機関にしてくれます。

まあ、あとはこれだけケースが多いと「御縁」「相性」の問題も

あります。どこかに行かれても腹を立てるだけ無意味かなとも

感じます。

ランキングに参加しています。よかったらクリックを

にほんブログ村 教育ブログへにほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へにほんブログ村 教育ブログ 教育者(幼児教育)へ

|

« ケース会議が必要な時とは? | トップページ | 今年度のケースを振り返って »

支援の手がかり」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1218808/33823269

この記事へのトラックバック一覧です: 「ドクターショッピング」肯定論:

« ケース会議が必要な時とは? | トップページ | 今年度のケースを振り返って »