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入り口

 そろそろお別れの季節。

あるお母さんの言葉を思い出しました。

「先生、私、色々分かっているつもりなんだけど、毎日、

元気に生んであげられなくてごめんねって思っちゃう。」

胸が塞がるような言葉です。

お母さんというものが絶対思ってしまう感情なのでしょう。

でも、誰のせいでもないのです。そうですよね。

受精しても育たない命、着床しない命等があるのだから生

まれてきたそのことが希有なことと考えれば、ヒトはその存

在だけで意味があります。

このことを一緒に確認したくて、何よりもなんだかこんな風

に思ってしまう思いが切なくて苦しくて孤独の中に置くこと

ができなくて、親御さんたちと語り、こどもたちをくったくなく

かわいがりという日々を送っています。

きっと何かをプレゼントしたいと思っているのですが、実は

こっちがいただくことばっかりで…

そんな風に過ごす療育の、幼児期の数年間が終わろうと

しています。

振り返るとこんなお母さんの思いに添いたいと思うことが

療育の入り口なんだと思ってやってきている気がします。

 そして、また数年前の卒園生のお母さんの言葉を思い

出します。

「せっかく生まれてきた命なのだから大切にしたい…」

お母さん自身が語るとこの言葉の重さは計り知れないも

のになるような気がします。

そうだった。

入り口は「支援」じゃなかったっけ。

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