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必要な「荒れ」もある。

 春休み。

帰省していくこどもたちもいます。

あるケースです。

待望の一時帰省をしました。

とんでもなくひどい家庭で、虐待から保護されたおこさん

です。一時帰省は本人の願いですが、期待と不安が入り

交じり帰省前はみんなの前で大暴れ、職員には八つ当た

りでした。

喜々として帰っていきましたが、我が社に戻ってきて大暴

れ。本人は多くを語りませんが、楽しかったのはつかの間

で本人が期待していた帰省とは家族とはやはり違っていた

ようです。残念。本当に残念。

 不適切な養育、虐待ケースの支援の基本的な方向性は

家族再統合です。でも、このケースのようにそうでないかも

しれないこともあります。ひょっとしたら再統合ではなく、決

別を支えていく必要があるかもしれない。

けれども、どんな家族でも家族です。

本人が家族の困難を受け止めて、引き受けていくことはそ

んな容易な作業ではありません。

なんとなく力をつけてきてこの子の荒れを焦らず困らずに

みている我が社のチームを見ていて思ったこと。

この荒れは許してやってほしい。

どうか荒れさせてやってほしい。

本人だってそのよろしくないことぐらいわかっている。でも、

簡単には引き受けられないはしない。

こうやって暴れながら何かを探していく時期もあるのだろう。

こうやって暴れながらこの子はレジリエンス(回復力、なんと

かやっていく力)をつけていくのだろう。

行動問題はまずは起こらないようにすべきです。

起こったら立ち直りを支えるべきです。

でも、こうやって何かを見つけていく時期もあります。

これを受け止めるのも支援者の力と思います。

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