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癒しながら育てる

 これも最近、みつけた言葉です。

発達支援現場、子育て支援現場はこどもの発達を支える、

すなわち前に進もうとする可能性をサポートする現場です。

新しい力をつけていくことは、個の認知の構造や関係を結

ぶ力の構造をかえていくことです。

そのことにより行動の問題も軽減していきます。

これって基本のきにして極意なのだと思っています。

 ただ、まてよ…と思ったのです。

今年度のはじめに就労支援現場むけSSTを考えていると言

う記事を書きました。

青年たちの姿をみていて感じるのです。

まっすぐ就労支援、がんばれがんばれだけじゃ、彼らを支え

切れないと。

無理解と生きにくさと頑張りたいけど頑張れない状況と、チャ

レンジにくたびれている青年期の彼らの姿。

それがわかっていて働くフィールドに引っ張り出す訳にはいか

ないのです。

まずは、理解者が確かに受容的に傾聴的に彼らの前にある

ということが必要で、見捨てられ不安の克服や肯定的に自己

をとらえるまなざしをプレゼントしたい。

配慮された小集団での参加での柔らかい達成があり、生きて

いくためのちょっとしたSSTなどを身につけるプロセスがある。

そんなことを土台にした上に前に進む強い方向性にやっと進

めてあげられるのです。

我々には、がんばれ!の前にすることがあるのではないか。

倒れてもいいように構えながら頑張らせる方法があるのでは

ないか。

「倒れてもおこしてやるからやってみな。」

「倒れた時の起き方はこれだよ。」

「倒れるかもしれないけど、倒れないかもしれないじゃない?」

「倒れてもおおけがしないよ。」

「倒れない方法はこれだね。」

「こっちがわに倒れれば大丈夫。」

「最悪、一緒に倒れてやるから安心しな。」

ヒトが生きていく基盤は関係への意志であり、関係を基盤と

した挑戦ができるように支援したいものです。

「癒しながら育てる」

それは前に進めるプログラムの前に、関係保障をすること、

支援者が頑張らせる前の基盤の重要性について承知して

おくことなのだと思います。

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