« こわいけどみんなと一緒がいい | トップページ | 健診で見つけられないタイプ »

初期発達をめぐるいくつかのことば③

 続き物のつもりが間があきました。

3回目は「同型性」「相補性」です。

この2つあんまり一般的ではないのですが、初期発達を

理解するのには重要な考え方だと思っています。

同型性
 
ヒト同士が同じ身体を持ってお互いの身体が相互の動
きに応じて反応し合うものだとこと。

・相補性
 
相手とのやり-とり

初期関係は行動と情動の共有というなんだか知らんがあ

わせちゃうに近い「同型性」から始まり、呼応し働きかけの

ある関係「相補性」につながっていきます。

こうした部分の困難へのアプローチも徐々にはじまってきて

います。

「逆模倣」などもよく使われるようです。

いろいろ考えています。

合わせる、気づかせるというこのような方法だけではうまく

いかないのではないか?という気がするのです。

そこに相補というこちらが働きかけをし、求める呼応動作

を積み上げていくような関係性が必要なのではないかと。

発達課題を抱えたこどもたちと付き合う時に思うのは、そ

の関係がどこから始まったかというのは結構重要。

こどもに合わせるだけでは意識してもらえるかどうかはわ

からない気がします。従属的な気もします。

 さて、大事なことを忘れていました、今回の「同型性」と

「相補性」という言葉は18年前の名著から出ています。

・浜田寿美男
 「私」というもののなりたち-自我形成論のこころみ-

おそらく中古で買うしかないかもしれませんがだまされた

と思ってどうぞ。

20年前の本なのに今の発達障害・自閉症の関係論を

明確にまとめてあります。心の理論にも触れてあるので

す。

私も最近買い直しました。

※ランキングに参加しています。よかったらクリックを

にほんブログ村 教育ブログへにほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へにほんブログ村 教育ブログ 教育者(幼児教育)へ



|

« こわいけどみんなと一緒がいい | トップページ | 健診で見つけられないタイプ »

支援の手がかり」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1218808/35427893

この記事へのトラックバック一覧です: 初期発達をめぐるいくつかのことば③:

« こわいけどみんなと一緒がいい | トップページ | 健診で見つけられないタイプ »