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初期発達をめぐるいくつかのことば②-ゆびさしの発達-

 続きの記事です。

初期発達をめぐることばで大切なのは「ゆびさし」です。

①指向のゆびさし(8~10ヶ月)
 相手が指さした方向をみる。
相手が指さした方向を一緒に見て指さし

②要求のゆびさし(12ヶ月)
 自分の欲しい物を指差しで相手に知らせる。

③叙述(定位)のゆびさし(12~18ヶ月)
 何かを見つけた時に伝えたくて指差し、振り返り。

④応答、可逆のゆびさし(18ヶ月)
 「~はどれ?」に応じて指差して答える。
対象が目の前になくてもその方向を指差す。

前回との関連でいえば…

二項関係のはじまり ①
二項関係の成立   ②
三項関係のはじまり ③
三項関係の成立   ④

となります。

相手からの働きかけに呼応するようになり、自分の願いを

伝え、共有したい思いが育ち、言語的働きかけに呼応する。

ゆびさしの発達段階を知っておくと初期発達の育ちの流れ

と質が分かる気がします。

応答、可逆のゆびさしの成立は共感性の深まりとしての、言

語理解の発達に裏付けられています。

そこにいたる道のりの深いこと。

私は最近、ゆびさしでのプロンプトを多用します。

これは言語的刺激を減らすのと、身体的プロンプトの次のス

テップとして大切だと思うからなのです。

そんな実践をしていると、自閉症・発達障害児と接するのに

ゆびさしを注意喚起や選択を求めるためのの手段として大人

が用いていくと①指向のゆびさし②要求のゆびさしはかなり出

てくるのを感じます。

その次のステップが容易ではありませんが…

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