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気色ばんでしまいました。

 園訪問でのことです。

ベテラン保育士2名のクラスからケースがあがりました。

わかっているようだがどうも意欲がなく、参加や身辺処理

のとりくみが気分次第でいちいち声をかけ援助しなければ

ならないのだそうです。基本的には「みんなで」の場面で

はなんにもやらないのだそうです。

細かく聴取していくと、その「わかっているようだ」を疑うべ

きなのではと感じました。興味の偏り、手続き記憶や処理

の問題、不注意の問題、対人技能の偏りがどうやらありそ

うです。

視覚的支援の適用がありそうなのでそのことを提案すると

明らかな拒否感がみえます。

ベテランさんとはよくあることです。

どうも「わかっているようだ」を疑うことに賛意が得られてい

ない様子です。視覚支援にも???と思っている節が。

おまけにほんとかわかりませんが、やってみたけどダメだ

ったというのです。

おっ、ここは勝負どころと思い、丁寧に説明しました。

・アンバランスのとらえ方

・伝達をしなければいちいち手を入れなくてはならない、そ
のことは年齢の発達段階として適切か?支援のありかた
として適切か?

・支援ツールの入り方は個人によって違うので、常に修正
すべき。方法や個人の能力の問題ではなく、あった方法を
支援者がみつけていないことが問題。
常に特性を掴み、修正改善する努力をする必要がある。

お話していく中でちょっとわかってくれたようですが、たぶん

取り組んではくれないでしょう。

というのも、「参加の場面の援助の工夫と同時に、大人との

個別の関係に立ち返り、そこからみんなへに」ということを

保険として提案したらそっちにワッと心が動くのが見えたの

です。ベテラン保育士さんが好きで、入り易い関係論からの

提案だからでしょう。

ため息三斗で帰ってきましたが、めげずに行こうと思います。

大事なこと…いくつかの方法論を提案してくることなのかもし

れません。支援者の現時点でのこども理解や支援文化にあ

った提案をしてくることでとにかく支援はしてもらえるはず。

ただ、現時点での誤ったこども理解や支援文化をひっくり返す

努力も腐らず続けていきたい。

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