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支援の成熟度

 園訪問でのこと。年中年長さんのケースです。

①設定された活動参加には問題ないけれど、自由場

面でもめる。

②特別な配慮していると、○○ちゃんばかりになってし

まう。

 この①②のような同じような話題が2つの園であがりまし

た。両方とも個の問題だけでなく、クラスつくりと関連する支

援が必要ですが、ひとつの園では「あ~そうかそうか。」

という回答でもうひとつでは「う~ん。」と担任が言っていま

した。

 2つの園では支援の取り組みや風土にこれまでも明らか

な差があります。

後者は発達障害及び支援についての理解と取り組みが地

域でもかなり未熟な園です。ケースの内訳をうかがっていて

もどうも管理職は問題を家庭の育児の問題ばかりに帰結し

ていく視点で語り、担任達は個への対処の観点で語るので

す。「困った個がいて、それは家庭のせいだ。」という文脈で

す。おまけに困難を抱えた個は早く保育へというベクトルで

受け入れたり(ちょっと前までは早く集団へという視点があり

ました。)、一方ちょっと手に負えなくなると専門機関へ(障

害児は専門機関へ行くべきだという視点)という矛盾した取

り組みをしているのです。

 一方、前者は早くからケース検討などで支援の実践を深

めようというとりくみが進み、個への支援が園内で共有され

ています。視覚支援がクラス全体のとりくみとしてあり、園の

伝統である縦割り保育と同年齢保育がこどもを支えるツー

ルとして現代でも機能しています。担任がクラスの中で柔ら

かくこどもを受け止め、みようとしていますし、気になる子い

たらいたでなんとかやるさみるさというまなざしが育ってきて

います。

違いは大きいのです。

さて、①と②みなさんはどう支援しますか?

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