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言い回しの違いだけかもしれませんが…

 行動形成、支援の方向性として、禁止や制限ではなく、

どう振る舞ったらよいか、条件を付けたり具体的な代わ

りの行動を示すなどして肯定的な支援をしようと言います。

 「~しないように」「~にならないように」というように、して

はいけないことを示すのではなく、していいことを示す。

「外へ出て行ってはいけないよ。」でなく、「出ていっていい

よ、でも帰ってきてよ。」「~まで外へ行ってきていいよ。」

「今は出て行けないけど○時になったらいいよ。」

「今は出て行けないけど代わりにこれをしない?」

とこんな感じです。

これはわかってもらえると思うのです。

課題を抱えた個の特性や要求できる水準にあわせて、ど

こまでがんばればいいか、どうがんばればいいかを示す。

けっこう基本的な事柄です。そんな話をしながら…

 何かを読んでいて「二次障害を防ぐために…」とありま

した。これも基本的な方向性です。

でも待てよと思ったのです。

これも「~しないように」「~にならないように」という言い回

しじゃありませんかね。ちょっと違うかしら。

経験的に思うのは、「~しないように」「~にならないように」

思考は防衛的制限的で、物事はその隙間をついて必ずな

ってほしくない方法になっていってしまうものです。

だからこそ、前向きで行動形成的に行きたい。

「攻撃は最大の防御。」とも言います。

そして、二次障害は誰かが何かをしなかったから、誰かに

何かをされてしまったからだけでおこるものではありません。

特性をもった人たちが世の中にチャレンジした傷跡でもあり

ます。

そりゃ転ばないようにした方がいいに決まっている。

でも転ばない転ばないなんて思っていると、転んでしまうし

代わりにどこかにぶつけてしまったりする。

転んでからの起き方も用意しておきたいもの。

「二次障害にならないように」ではなく、「発達の凸凹があって

もよき生涯がおくれるように」とか「特性があってもその特性

を生かした人生選択ができるように」「アンバランスがある人

たちを許容し、支え、共に生きていく世の中を作るように」

という言い回しにしたいものです。

言い換えてみると、ちょっと話が大きくなりすぎてしまうようで

言葉遊び、言い回しの違いだけの気がしますが、構えは前

向きでありたいと思います。

 すいません、揚げ足取りみたいな話題で。

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