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「解離」

 摂食障害の研修でのことです。

過食嘔吐のタイプは「解離」してしまっていることもあるとい

うことでした。知らぬ間に食べてしまっていて、吐くという体

力を使う作業の中でハッとして気が付くのだとのことでした。

私は中では解離=人格交代、多重人格みたいなイメージ

があったので質問してみました。

精神的な困難を抱えた状況の場合、人格交代までいかな

いまでも「どこかに行ってしまう」程度の解離はよくあること

なのか?と。

お答えはまあ、そうとのことでした。

考えてみれば、自閉症スペクトラムの方がファンタジーの

中に行ってしまう。

虐待を受けたこどもが解離しがちである。

というようなことはきいたことがあり、解離というのはそうい

う質の状態像のようです。

そして、病的な解離だけでなく解離そのものは我々にもあ

ることなのだそうです。抑うつ気分とうつという病気のような

ものでしょうか。

さらに病的な解離はストレスが掛かった時に起こりやすい

といいます。

講師(ドクター)は過食嘔吐の患者に対して、ストレスが掛か

った日は食べ物のある環境、買い物できる環境を回避する

とかむしろ積極的に今日はそこそこ食べるぞ等という意図

的な心の動きを意識すると、解離→過食嘔吐が回避できる

こともあるとアドバイスするのだそうです。

 ヒトは状況に依存しがちです。

なっていくようになってしまいがちです。

意図的に関わる、意図的に自分をコントロールする。

キーワードのような気がしています。

こどもたちの対する支援にしても、そのまま放っておいてこ

とが置き、「対処」するのではなく、意図的に関わることでよ

き育ちを引き出すことができる。

 ぼけっと普通にしていると何かしでかすので「意図的に」

自分をコントロールする、調整する、高めようとしなければ

と、私は自分自身でも最近思いました。

そうは言っても1日の半分は状況に依存してなるように

なっていますが…とほほ。

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