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すてきな担任の話

 あるケース会議でのこと。
年少さんの担任の先生からケースが持ち込まれました。
まだまだお若いこの先生のクラスは20人弱だそうです
が発達害またはサスペクト児が5~6名在籍中とのこと。
きくと、それぞれのおこさんがかなり特徴的ではっきりし
た特性を備え、診断もついています。
それではさぞご苦労で困惑されているだろうなと思いき
や、「今日はこの会をとても楽しみにしてきました。」とな
んだか明朗闊達なコメントをちょうだいしました。

果たしてあがったケースは特徴的ながら特性を押さえた
支援で確かに変容を遂げています。
話題は家族の理解のことになりました。
相談、チェックをたくさん受けているものの肝腎な所はな
んだか回避しがちなお母さんです。
どんなやりとりをしているか、この子の状態像をどんな風
に伝えているか教えていただきました。
「みんなの育ちがどれぐらいで、この子の今の育ちが
どれぐらいかを伝え、今ひとつひとつの場面で支援が
必要なこと、支援の内容を伝えています。
そして、その個別の支援を私が一年間しますよとお伝
えしました。」

とのことでした。

 「個別の支援を私が一年間します」といえるこの先生、と
ても素敵です。
この言葉、この断定、なかなか言えないものです。
確かなアセスメントがあり、個の育ちを引き受けていこうと
いう姿勢があり、なおかつ家族と共感しながら引き受けて
いこうというあたたかい構えがあります。
特性のある個への支援から逃げていない姿勢。
そんなこどもたちへの温かく包容的なまなざし。
このヒトは人物だなと思いました。

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