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関係が参加を支える-あの子がいるから

 ある年長のアスペルガータイプの女の子です。
積極奇異型とでもいうのでしょうか、とっても興味は偏っていて
マイペースで暮らしています。
友人としては大好きですが、担任の先生としては考えてしまう
タイプの方(笑)です。
なかなか教室にやってこないし、やってきても興味のあることし
かやらない。

 久しぶりに園に伺うとそんな彼女が変わったというのです。
クラスに参加しています。
担任の先生が教えてくれたエピソードが素敵です。

ある男の子にこっぴどく叱られたのだそうです。
昼食で嫌いなものをその男の子の食器の中に入れていた所、
男の子は大爆発!「おまえはいつも勝手で!」とはじまったの
だそうです。
そして、午後に控えていた楽しみな行事に
「おまえなんか来なくて良い!」と大憤激。
担任の先生も試みに呼応して「どうする?」とやってみたんだ
そうです。
その場はそれなりに納まったようなのですが、その後からこの
子が変わったといいます。
「○○くんに叱られちゃうから…」ときちんと参加し、彼の側に
いるんだそうです。いつもいつも。

恋は女をかえます。(笑)
この男の子がクラスのリーダーで面倒見がよくて、ハンサムな
のは事実。
本当のことはわかりません。
好意のある人物に、動機の高い行為を前に介入されて条件
だされて修正されたというのがほんとうかしら。
でも、確かなのはこども同士の関係が彼女の参加を支えたので
す。

マイペースで暮らしているようにみえる発達障害のこどもたちに
も関わりに対する動機はあります。
大人が用意した集団(人数)にいかに参加させるかということが
支援になりがちですが、それだけではうまくいかないことが多い
のです。
動機のあるヒト、仲間とうまくやれる規模で…というのも大事な
要素なのだと思います。

うまくやれる規模の集団を用意する。関係を支えにするもユニバ
ーサルデザインの大事な切り口なのだそうです。

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