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苦労が垣間見えた瞬間

 青年達への就労支援SSTでのこと。
導入と非言語コミュニケーションでのやりとり体験をして
もらうためにゲームを必ずやることにしています。
そんな中のちょっとした場面でこの子たちの苦労が垣間見
えることが少なくありません。

・伝言ゲーム
 ちょっとした記憶が難しいヒトが少なくない。
文字で渡してもそれが難しいタイプも。
短期記憶、作動記憶の困難。音韻の保持記憶の難しさ。
・しりとり
 こんなものできるに決まっていると思ってやったのですが
案外難しい。語彙の少なさ、視点の狭さ、中にはしりとりと
いう関係把握が難しいのだろうなというのもみえて。
ひょっとしたら言葉は性差もあるのかもしれない。

就労支援現場ではなかなか認知のアセスメントはしていな
いのかもしれません。
しかし、これらのエピソードは一定の生活力や作業能力が
あってもこうした認知のゆがみがあっては就労という包括的
な場面では苦労するということがうかがい知れました。
「わかるはず!」「できるはず!」にみえてしまう彼らのつま
づきをきちんとおさえて支援していくことが必要です。
まだまだ就労支援現場は鍛錬主義。
認知特性に応じた支援に方向付けたいと感じました。

メモのとりかたというプログラムを導入しました。

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