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働く場としての学校の抱える問題

 ある学校に行きました。
「スタッフが疲れていて…」と係の先生がポロリ。
そのうち管理職もやってきて、「メンタルヘルス問題はどうした
ら?」というお尋ねです。
ちょっとやっかいな状況でというようなニュアンスで。
別の先生にも確認すると、「疲れている場合じゃないんだけど
…」とけっこう冷たい雰囲気。
体調を崩しておられる先生の顔は思い浮かぶので、「あの先
生が体調崩しておられるのにけっこう冷たいんだ。」と思って
しまいました。

 この学校の働く場としての組織開発、人間関係開発は遅れ
ています。メンタルヘルス対策も遅れています。
これって学校全体の傾向なんだろうなと感じます。
忙し過ぎるのかもしれないけれど、スタッフ同士のつながりや
支え合いは弱い。
ひとりひとりが自営業者みたいなもので、縄張り意識は強いし
知的レベルも高くてプライドも高い。
子育てという仕事の目的ははっきりしています。
ただ気を付けないとその目的が社会的なものであるからこそ、
こどもたちがかわいいからこそブレーキはきかないし、仕事
そのものの遂行こそが大事になってしまう。

就労SSTのために、調べたのですが、「社会人」というのは、
「ひとりひとりが働くことで生活し、共存共栄していく仲間の一
員になること。そして、その結果、認められる存在になること」
なんだといいます。
この「共存共栄」って大事だとは思いませんか?
こどもたちが幸せになってもその背後に教員の闘争があったり
屍が累々と積み重なっているようでは意味がない。
それではこどもたちに教えていることがみんな嘘になる。

あるブログで「同僚性」ということばを知りました。
こどもたちの関係性の問題へ一生懸命立ち向かう支援現場そ
のものの関係開発やソーシャルスキルを高めていくこと、必要
なのだと思います。

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