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ここが大事な育ち

 なんだか怠け気味です。すいません。

 「よき健診を」という研究会をはじめました。
3歳児健診を発達障害児が通過してしまうという問題意識から
はじまったものですが、課題は大きく考え込んでいます。

私なりに3歳の発達的意味を考えてみました。
なぜ3歳で健診なのだろうということ、押さえる必要があるだろ
うと思ったのです。
・園訪問で年少さんがどのようなことでチェックされているのか?
・発達障害児の3歳の発達段階ってどのようなものか?
・定型発達にとって3歳とは何か?
等々を整理してみました。

そうすると3歳はひとつの達成が確かにみえる育ちなのです。
①愛着の確立
②基本的生活習慣の自立
③話し言葉の確立
④抽象的理解の萌芽

①は愛着の対象恒常性が確立する時期ということです。
すなわち大人との関係がしっかりできて、大人を基地にして飛
躍していく時期です。ここが揺れている愛着障害、精神障害の
ケースは困難を抱えます。
②は文字通りなのです。3歳は自分でやりたくて、自分ででき
る育ちです。
③は言葉の基礎ができあがるのです。事実を伝え、叙述描写
をしイメージを共有することができます。それを支えるのは表象
が育ってくる④を基盤にしてきます。

こう考えてみると、ヒトたる基礎ができる時期。
この育ちの達成度と阻害の質をみていくことは大切なのでしょう。
だから、3歳児健診なのです。
こんなに確かな育ちが見える時期に我々はこの育ちに導いてい
るのか?ということを思います。
最近は、「年少さんが赤ちゃんで」なんてこともよく言います。
時代や社会の問題だけではなさそうです。

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