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クラスで過ごすこと、学籍をかえること

 「ちょっとはじまった所で移行支援」をしながら感じたことです。
クラスで過ごすことと学籍をかえることの違いと意味は何かと
いうことです。

というのも、ヒトがついてクラスに居ればよいのでは?というこ
となりがちだからです。
支援員さんはクラスの授業、活動に参加することを支援する
のが現行の役割です。
個に沿ってプログラムをかえて学びを支えるのが役割ではあり
ません。
プログラムをかえることが学籍をかえることなのだと思います。

インクルーシブについても思います。
クラスに参加しながらも個別のプログラムを一緒に行うのがインク
ルーシブなのでしょう。同じテーマで学ぶことができる限りは。
そこに寄り添う支援者にはプログラムを変える裁量とスキルが
あるヒトで、参加を支援するということができるヒトである必要
があります。
インクルーシブに向かうというのは、参加の保障だけでなく、
こんな支援者のありかたを変えるということなのかもしれません。

プログラムと本人の育ちにギャップがあるのにその集団に居る
ことを支援することが求められることがよくあります。
今回の移行支援でも支援員さんだけでなく担任やコーディネー
ターまでもそこに縛られ、苦しんでいるケースがいくつかありま
した。
少なくてもできることは要求水準やゴールをかえることだと思う
のです。
そんな助言をしたらハッとされました。

「みんなと同じ学びを」の思いは本当にありがたい。
でも、そのことで本人のみならずみんなが苦しいことがあります。
頑張りたいのに頑張れないのだからそれを調整してあげる。

「みんながどうなるか?」「みんなとの違いは?」が迷う所。
でも、本人は自分にあった活動で頑張れますし、みんなは少し
前の「こどもは付和雷同しない。」の記事で書いたように最初は
ざわつきますが、自分の育ちにあった学びに向かっていきます。

いろんなこと、思いました。

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