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みんなとうまくやれないケースのこと

 表題のような御相談を受けました。
発達障害サスペクトの年長さんです。
マイペースで、相手にあわせることはかなり難しい。
そのくせ、うまくやれないと相手を責めるという今の様子。
集団参加が求められ、設定度も高い年長さんの暮らしは
大変なんでしょうね。
活動へ取り組むことはできているようです。
マイペースでトラブル頻発な暮らしぶりをどうしましょうというの
が悩みの種。

①まずは去年、効いたのは…
 学齢期の支援でよく使う「ふわっとことば、ちくっとことば」
これ年長さんから使えます。
集団のよき一員でありたい年長さんの育ちにははまりはじめる
ようです。
この方も揉め事の基盤にはうまくやりたい、仲良く参加したいが
あるので何が優しい、かっこいいを明示するのは大事なのかも。
これをクラス全体に提案したいものです。
目指すものを示して、そこに向かうふるまい方を提案強化して
いく。

②行動問題には…
 参加の仕方で揉めています。
その子がわかるルールを示して、視覚的にも提示しておく。
それが守れなければ、あまりにひどい言動や行動であったら
本人と確認して参加を一時遮断するのも緊急避難としてはあ
ります。
タイムアウトです。
タイムアウト先の工夫などかなり配慮ややりくりが工夫ですが、
この場合のタイムアウトは参加を一時遮断してクールダウンし
自己コントロールを促すことなのであんまりトラブルが酷いとき
にはやってみる価値はあると思います。
担任もみんなも疲弊してしまう時には…
わかるようにルールを示したら、それを受け入れられないのは
本人の問題。葛藤場面でそれを支える必要がある。

 もうひとつ
注意引きの行動問題には反応しないのが常道です。
ただ、これがクラス内では容易でない。みなさんに御迷惑を
おかけしますので。

大事なこと。
タイムアウトや無視をしなければならない時、その裏側でしっか
りその個と個別場面をつくり、付き合うことが必要なのだと思い
ます。二正面作戦です。

③個を認める、ほめる
 よき参加を求める、行動を修正することを求める一方で、そ
の個の存在を認める手だてを意図的に用意したいものです。
「求める」だけじゃ大人の勝手。プレゼントもしなければ。

あと、話題にあがったのは、そんな個を抱える担任の葛藤。
そのやりくりをしながらやっていくというのは大事。

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