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就学指導のこと

 就学指導…いろいろ難しい問題がありますが、実際の就学
先の決定と手続き論はちょっと違っていていいのかなと最近
は思っています。
委員会による判断と本人家族の選択は違っていてよく、無理
なすりあわせをする必要はないと思います。
そこに時間の経過や試行錯誤、支援の積み重ね、相談の積
み重ねが合わさってある方向に向かっていく。

 ただ、大事なのは判断すべき機関、委員会では客観的な判
断がなされておく必要があります。
ひとことで言ってしまえば、ここでの判断は「障害性の認定」です。

障害性の認定に必要なもの…
知能検査など客観的な指標や医師の診断等が必要です。
ここでは行動観察や状態像の申告や評定だけではいけないと
思うのです。
「障害性」が客観的に示されているということ。
「参加できないから」「学習が遅れているから」だけでは客観性
が欠けるのです。

そうなると極論なのかもしれませんが、受診はともかく検査を
とる所まで御家族との共通理解が深まらなければ、軽々し
く学籍の移動を口に出すべきではないのかもしれません。

まだまだ学校が、教員が大変だから学籍の移動で対処しようと
いう学校も少なくありません。
学籍の移動は困難の先にあるものではありません。
それをした方がよき学びが保障されるから。本人の最近接領域
をちゃんと捉えた支援がなされるから提案されるべきものです。
負けていく所では断じてない。
特別支援教育で支える努力をして、それから後に検討されるもの。

また、自閉症・情緒障害児学級の入級にあたっては「検査」と
「診断」まできちんと手続き的にはなければ。
判断用件は入級用件のはずです。

「障害性の認定」は大変重いことです。
たいへんだから、その方がよいからという現実だけで回しては
実は尊厳を傷つけてしまうのです。

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