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進路を決める視点

 進路相談を受けました。

みんなと地域で暮らしたいけれど、みんなとうまく関われなくて
みんなの理解もまだまだで…
みんなも本人も思春期にさしかかり、微妙な感じになって…
本人の知的な力は教科学習での学びがかなり難しいようにな
ってきて…

御家族はみんなと暮らしていくことを大切にしたいと考えていま
す。というのも、将来にとって就労にとっても関係はとっても大事
だから…
このまなざし最近はとっても増えています。
「みんなの中に居て欲しいから」でなく、「本人の将来のために」

とはいえ、不適応が大きくなってきている。
家庭でも反動もみえてきている。
お悩みでした。

お話ししたこと。
将来につながる時期の進路選択です。
本人につけてほしい力の再検討をしたいもの。
みんなの中に居ることの意味を再確認したいもの。

知的な力を考えると、「みんなと」「教科学習が」難しくなってき
ています。
本人に生きていく力をつけてあげることが大事なのじゃなかろ
うか?


うまく関わるの土台にはできる、わかるが必要で、みんなの中
にいることがすなわちうまく関わることには成り得ないのではな
いか。

みんなの中に居ることは大事だけど、本人の不適応やみんな
との間が微妙に成っている中でそのことを維持することは本当
に本人のためになるのだろうか?

地域やみんなにわかってもらうことは大事だけど、啓蒙啓発の
ために本人が生きている訳ではない。本人の生きていく力をつけ
てあげることの方を優先した方がいい時期ではないだろうか?

そして、人間関係や関わりはライフステージによって移り変わる。
今の関係が一生続くわけではないから、今地域でみんなと居る
ことにそんなに固執しなくてもいいのではないか?

果たして、みんなと違う学びをすることが本当にみんなと離れてし
まうことになるのか?補う手だてはないのか?

私は思うのです。関係は大事なことです。
そのことが生きていく基盤であるといっていい。
このブログはそのことばっかり書いている。

けれども、参加はなんとなく一緒にいれば成立するものでありま
せん。
一緒に居ること任せでよき育ちが成立するほど甘くはない。
発達の課題を抱えたこどもたちを支えるのに、場の構造だけで
具体的なプログラムという手だてを打たないのは手落ちだと思う
のです。
プログラムのある育ちの保障が大事だと思うのです。

どうでしょうか?

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