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状況を先につくる

 視覚支援が「支援ツールをみせること」と誤解されていると
思うのです。

意味言語状況理解が難しい時には、「みせることがわかりや
すい」ということを押さえておきたいことなのです。

その誤解が「支援ツールを見せたけれども…」というとんでも
結論につながることが多いのです。

抽象的な視覚支援ツール以外にも「みせること」はたくさんあり
ます。
・具体物をみせる。
・モデルをみせる。
・指さしをみせる。
等々

そして、けっこう大事なのは「状況を先につくる」ということ。
これは
・環境を先につくる。
・活動や集団を先行させる。
があります。

「環境を先に作る」は構造化です。
~する場所や場面、体制を先につくることです。
~する時にはこの形といった環境のこしらえを先にすることです。
刺激や課題の量のコントロールもです。
やれる環境をつくるということです。
実はこれが最優先で、このあと「~するよ」という見通しや手順が
伝えられてうまくいくのです。

「活動や集団を先行させる」というのは「みんなの動きをみせて
おく」ということです。
先に学びの場や体制をつくりたいと支援者はしがちですが、意味・
言語・状況理解が難しい、切り替えがうまくいかないヒトをそのスタ
ートに乗せるのは容易ではありません。
なぜって「~するよ。」の「~」が想起理解できていないのですから。

だから、とにかくはじまってみる。
はじまっていくと動きやムードにこどもたちが導かれる。
具体的にはじまっていく内容活動によって「わかる。」
先に動かすことがうまくいくことがあります。

スタートを一緒に
同じ手立てで
一斉に
その場でお話しをきいて
という方法論に固着してはうまくいかないですよね。

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