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「発達障害のいま」

 浜松医大 杉山登志郎先生の近著です。

内容としてはなかなか衝撃的で壮絶なのかもしれません。
導入として読むのはなかなかきつい。

しかし、我々支援者にとっては、虐待・精神疾患を含む内容は
現場の現実、現場の臨床像であり、説得力があります。
現場で我々が感じる迷いを整理してくれています。

そういうことも含めて発達障害の今、発達障害のAからZまでを
描き出しているのかも知れません。

これは知っておくべき景色なのでしょう。
ヒトは自分の状況でしか物がみえないもの。
支援においても小さな世界で、こどもたちを捉え、語ってしまう。
全体像を知った時に、そこが焦点でないことがわかる。

発達障害のいま、知っておきたい。

講談社現代新書です。

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支援の手がかり」カテゴリの記事

コメント

このブログにて「発達障害のいま」という本を知り、
「発達障害のこどもたち」とあわせて読みました。
ありがとうございました。

2冊とも、新書版ですので手ごろな価格で
ものすごく密度が濃い内容が記載されていると思います。

「発達障害のいま」は、
私にとっては非常に衝撃的な内容でした。
ですが、現場の方にとっては日常的なことが記載されているとのことで、非常に複雑な気持ちです。

もはや、この国の根本的なところから変えていかないと
状況は改まらないのではないかというのが正直な感想です。

投稿: そら | 2011年9月28日 (水) 00時31分

そらさん、ありがとうございます。

私も支援者でない知人にこの本を紹介した時に、お感じになったようなことを思うのではと思い、ひとこと添えました。

仰る通り、この本が教えてくれる所を踏まえて我々がすべきことは小さいことではないと思います。

投稿: けやき堂 | 2011年9月29日 (木) 05時38分

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