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「遠まき」にしているのだけれど…

 夏休み。
こどもたちをヒーローショーに連れて行きました。
Aくんの話です。

Aくんはヒーロー大好き。
けれども、会場についた途端、尻込みを始めました。
まだ、ヒトは多くありません。
席もあります。
確かな見通しと期待を持って出かけたのに、会場の周縁に
出ていって涙目です。
迎えにいって外周に一緒に座りました。
手をつなぎながら…黙って…

いつものことです。
好きなものでも意識化されるとびっくりする。
もともと不安の強いAくんです。

ヒーローショーはじまりました。
出てきたらどうなるかと思いきや。
少し時間があったため、落ち着きをとりもどしたAくんはヒーロー
を歓迎し、彼なりに熱心にみることができました。

ショーは司会のおねえさんのはきはきした進行で進んでいきます。
そんなAくんです。
その進行にはきはきと応じながら…は難しい。
ちょっとだけ手をあげたり、口で反応しながらの参加です。
周りが敏捷に手をあげ、よく反応しているのと対照的です。
でも、Aくんの目は次第にキラキラしてきました。

 そんなAくんを見ながら思ったこと。
みんなと安心感やスピード感は違う。
けれども、ヒーローをみている思いは違わない。
このAくんの存在を大切にしていかなければならないなというこ
と。
私は、場の中で敏捷に反応しているこどもたちよりもこんな周り
でおっかなびっくり見つめているこどもたちが気になりました。
遠まきにしているのだけど彼らもこのショーには必要なメンバー
です。

気を付けないとそのことを我々は忘れてしまう。
多数のようないい反応はしない。
けれども、確かに彼らなりにキラキラしている。

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