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「幼さ」ということ

 「幼い」という記述でこどもたちのあらわれが表現されること
がよくあります。
よく考えたら、このフレーズ、案外吟味されてはいない。
そういえば私自身は用いませんが、使われれば意味したい
ことはわかる気がすることばです。

概略、以下の3点を表現するのでしょう。
①遅滞の表現
②依存性の表現
③不安の強さの表現

思うに①を基礎にしたこどものあらわれをいうような気がします。
①に付随じて②③はついてくるもの。
ただ、やはり①②③のイメージをセットにして「幼い」という表現
を支援者が使うような印象をもちます。

おそらく、「幼い」とはわからなくて、できなくて、育ちの質が全体
的にゆっくりで生活のありよう、行動感情のコントロールを大人
にだいぶ支えられているヒトに対する表現です。

遅滞が目立っても自立心の強いヒトっている。
遅れていないけれど依存、不安が強いヒトもいる。
ただ、そのヒトたちには「幼い」とはいわない。

わがまま、幼い等その中身を吟味して使わないとこどものあら
われを的確に表現できない言葉が現場で用いられています。
そして、その語感には、あんまりよくないイメージが含まれてい
ます。
イメージ先行の言葉の表現したいことを明確に表現したり、感
情を交えない事実を表現する用語で分析表現していくことって
必要だと思います。

不思議なもので支援が深まってきて、分析的にこどもの姿を
みることができるようになってくるとこうした言葉の使用が減って
きます。
支援者個人、地域や学校園の変化をみるのにけっこう大事な指
標だったりします。

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