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ADHDの特性と支援

 巡回相談のまとめをしながら多動衝動性の強いこどもたち
への支援をちょっとまとめてみようと思いました。

ただ、私、最近は診断名については「濃度」なのかなと思って
います。
おおよその発達障害やサスペクトにはだいたいの特性があり
その濃淡によって診断名がついているのだと思うのです。
合併や重複という考え方を否定はしませんが、現場の実感と
してあり・なしでない捉え方が大事なのかなと思っています。

まあ、そんな訳で動きが多い、衝動性が高いという味付けが
濃いタイプのこどもたちをどう支えるかということです。

ちょっと思うのは、この切り口で見つめた時に支援の方法論
は比較的定式的に整理できる気がします。
圧倒的に多いのは自閉症スペクラムで、そこへの支援は本当
に多様ですが、ADHDにはちょっとパターンがつくれるのかな
と感じています。

大事な視点があります。
「動きが多い。」「衝動性が高い。」という特性があるこども達
には、もれなく「選択的注意の問題」と「処理量」の問題がつい
てきます。ワーキングメモリーの問題ですね。
wisc-Ⅳがワーキングメモリー指標と処理速度指標という
切り口で迫ったのはなるほどと思っています。

全体としてはともかく許容度高く、行動問題に着目し過ぎず
よい時に褒める。
自己肯定感が下がり、愛着の形成が拡散するのでみんなと
うまくやるよりも大人がしっかり相手をする。

「動きが多い。」
・許容度高く。
・動きの保障場面を
・戻ってきたらほめる。
・環境の調整 落ち着ける・座れる環境・視覚的表示等

「衝動性が高い。」
・刺激と環境の調整
・見通しとスケジュールの予告
・周囲の反応の調整
 反応してしまっているヒトに過度に反応してしまう側の問題は?

「選択的注意の問題」
・注意喚起
・視覚的提示
・着目しやすい環境

「処理量の問題」
・提示や処理を求める量の調整
・こまめな注意喚起、援助
・スモールステップ

どうでしょうかね?

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