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2012年1月

行きたい!

年度末、次年度の進路を考える時期です。
あるお母さんから伺ったことです。


通常学級にチャレンジしていたおこさんですが、次年度は特別支援学級に決めたそうです。


今年度がんばりたいけど頑張れないこの子は本当に苦労しました。ご家族の方みんなとたくさんたくさんお話をしました。


特別支援学級にはこのおこさん自身が「行きたい!」と言ったのだそうです。みんなと居たい子です。
勉強もわかりたい子です。
その子が選びとった場所です。

学籍を移動したこどもたち。
「みんなと」と「できる、わかる」の間を揺れ動く両面感情は大人だけでなく、こどもたち自身も持っていることが多いです。そんな中での選択は本当に、重く、尊い。
うまくいかなかったからかわる訳ではありません。
そこなら彼にそって彼の力を伸ばすことができるからです。
そして何より彼が選びとったのです。

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学校支援地域本部

 「学校支援地域本部」を設置しようという事業が始まって
います。
どちらかといえば社会教育、生涯教育からの発信だと思いま
すが、学校を地域で支え、地域の人々に学校生活、放課後ま
で参画してもらおうというものです。
退職後の団塊の世代のパンパワーなどをちょっとあてにして。

本部を基盤に地域コーディネーターを配置し、学校ボランティ
ア等のありようなどを紡いでいく事業のようです。

この事業と幼保小連携、中学校区での特別支援や連携など
を包括して地域づくりができないかなと思っています。

昔のように学校を軸に地域が再生できないかな。
ヒトのつながりがつくれないかなと思うのです。

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愛着障害と発達障害の関係性

 あるケースをめぐっていろいろ考えています。

大人との関係、信頼感はできてきたのですが、ちょっと奇妙な
のです。
「その程度の関わりの大人に対する思いがそうなの?」という
部分がみえてきています。
また、大人への接近のしかたや距離感全体が微妙です。
全体としては穏やかなタイプ、受け身でちょっとぼんやりさん。
養護性の問題と発達の問題をともに抱えています。

反応性愛着障害には2タイプあるといいます。
抑制型…他者と安定した関係がとれず無関心を示す
脱抑制型…他者に対して無分別な愛着を示す。

私は大人しいタイプとそうでないタイプと思いこんでいましたが
このヒトも確かに脱抑制型にみえます。
まだよく調べてみていませんが、すべての愛着障害をこの2分
類で考えるべきではなさそうです。
前者は自閉症スペクトラムに似たあらわれになるといいますが、
養護性の問題がかなりひどい状況の場合みてとれるといいます。

そう考えると、このヒトの中では発達障害の分量が多いのかし
らと思ったのです。
大人との関係は育ってきたけど、自分のペースの距離感の結
果ちょっと奇妙で無分別な愛着が育っている。

愛着障害と発達障害の関係性について現場の実感としていく
つか感じています。

分類や鑑別にとらわれすぎない方がいいかもしれません。

・併存例がかなり多い気がします。

・明白に顕著に愛着の障害が家族歴により疑われるヒトには
発達障害も予測されることが多い気がします。

・発達障害についても特性の影響で愛着の形成のしにくさ、
拡散傾向は言われています。
また、その育てにくさから不適切な養育につながりやすいとも
いいます。

・ただし、発達障害が愛着障害とイコールかとかすべての発達
障害が愛着障害につながっていくかとそれはまったくないと感じ
ます。
トラブルやアクシデントがあっても一定の関係、生活の中では
ヒトはヒトに向くようになっているようです。
愛着の形成についてもかなり発達の可塑性は高いといいます。
障害特性は強いけれど、かなり情緒は安定しておだやかな方
も大勢います。
でも、その特性から対人関係に対する葛藤を抱えやすいこと
を我々は理解しておく必要はありそうです。


・どちらというより個人により影響の強さは違うのかも。

・もともと持つ発達の問題の質によって愛着障害のタイプ、あら
われも違ってくるかもしれません。

・厳密にいえば、発達障害の質×個人の資質×受けた不適切な
養育というのことになるのか?

いずれにせよ、難しいのはたしかです。

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幼児期からみえるワーキングメモリーの課題

 幼児期からワーキングメモリーの課題はけっこうみえていま
す。
・先生のモデルをみながら折り紙やるのは難しい。
・「次はプールやるから、この粘土片付けて、おしっこして、
着替えだよ。」なんてことを処理するなんてできない。
というような困難があります。

そこを支えるのは、みせるという作業と注意喚起の併用なんだ
ろうなと考えています。
みせるというのは視覚支援だけでなく、みんなの動きをみせる
ということ。
そして、その動きをみながら次のステップの確認や身体的補助
をしていくこと。
ワーキングメモリーの課題は継次処理活動の難しさなのでしょう
から視覚刺激でおこっている状況や全体像をみせるというのは
大事なのでしょうね。

処理する側に問題があるから処理の改善を代替をなんてことに
になりますが、それが困難なのです。
処理すべき刺激の「提示」の方法に吟味が絶対必要ですよね。

引き継ぎの季節です。
困難をみつけてこうやって支援しているということを伝えたい。
できないことではなく、それをどう支援しているかが重要でしょう。
それから、次のステップでの学びでつまづきの原因になりそうな
困難の予測なども。

幼児期からワーキングメモリーの課題はみえてます。

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そこから始まる…

 歴史と伝統のある保育園へ巡回相談に行った帰りのこと。
個別のケースの話しを終えた後、「全体の保育のことで何か
見直すことはないでしょうか?」と問われました。

ちょっと意外でした。
そんなこと、考えていないと思っていました。
でも、この視点は大切です。

歴史と伝統大事なのです。
そこには年齢のこどもの育ちが刻まれています。
年長はこれをやる。
年少はこれをやる。
そこにはこどものできる力が積み重ねられている。

最近のこどもたちはそこには届かない。

そのことを巡ってどう保育していくか?
譲りすぎてもちがう。
押しつけすぎても違う。

行事でこどもを成長させていく。
こどもたちにできることを行事にしていく。

この園では若い先生たちが伝統に苦しんでいるような素振りも
みえました。
一方、今回ベテランの先生から「全体の保育はこれでいい?」
とのお尋ねがありました。
若いスタッフが伝統を勝手に斟酌して苦しんでいたのかも知れま
せん。

今あることの質を見つめていこう。

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刺激をすれば?

 幼児期の支援によくあるいいまわしです。
例えば、「言葉の育ちを支えるために集団の中に入れて刺激
したい。」というように。

よく考えてみたのです。
「刺激をする。」といいますが、実は何の説明にもなっていない。
このフレーズをまことしやかにつかっていることが発達が押さ
えられていない証拠だと思うのです。

何のために、どんな環境を、どんな働きかけを、どんな活動を
どんな場をということを具体的にはまったく説明していないの
です。
ひょっとしたらこの全部のことを表現するのかもしれませんが、
個別にきちん表現し意図性を表現できている時にはこんなざ
っくりした表現はしないはずなのです。

まあ、以前よりもこのいいまわしは減ってきました。
大発達障害にあって刺激はコントロールするものであって、加
えるものではないという状況にはなってきているのかもしれませ
ん。

でも、だからこそ、必要な刺激を必要な意図をもって与えていく
というのは大切なのでしょう。
こどもに働きかける材料や手だて、育ちの方向性を刺激という
ざっくりした表現でなく、具体的に語る言葉を用意していくことは
必要です。

支援者にはことばが必要です。

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当事者本を読む

 ちょっと必要性があって発達障害の当事者本を探して読み
ました。

ネットで購入。
個人の書評を参考にしましたが、ある本への感想を読んで考
えてしまいました。
「職場の困ったヒトへの対応のことも含めて読んでみた。
被害妄想のような語りばかりで、困らされている側としては腑
に落ちない部分もある。」
というような趣旨の語りでした。
うーん。

いくつか見た後にある本に決めて読み始めました。
上記の感想を頭によぎりました。

やはりいくつかのケースにいじめや周囲の無理解について記載
がありました。
でも、そこには後から振り返って「私のあの行動なら…」という客
観的な振り返りも多かったのです。


本人の不適応と周囲の無理解
これっていつも天秤にかけて比べられてしまう。
でも、よく考えてみれば、物事がどちらか片方の理由でなりたって
いることなんかない。
トラブルは双方向からおこる。
だから双方向から解決すべきなのでしょう。

世の中の許容度って狭くなっていないかなと思っています。
多様な育ちや困難を抱えたヒトは増えているし、格差なども以
前よりは言われているのに。
適応だけではやっていけない。
実はみんな生きにくいのに、他者に厳しいのはどうしたものか?
許容度が低いというのも、苦しさの表現なのでしょうが。


みんなの生きにくさという観点で考えた時に、個別の生きにくさ
も理解していくのは大事だと思います。
もちろん、社会は共生を土台になりたっているのだからそこの
成員である以上、適応にむかう調整も必要。
包み込む部分と包まれる側。

とはいえ、きれいな言い回しのきれいな答えは語れない気もし
ます。

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彼女が自信をつけた理由

 朝、めざましテレビで女優の石原さとみさんへのインタビュー
をしていました。
そこでとても印象的なことを話していました。

 26歳になった彼女は10代の頃は不安で、自分がなぜ演技
の場にいるのか自問自答することが多かったといいます。
けれども、数年前、クリスマスを単身ニューヨークで過ごして以
来自信というものを持つことができたというのです。

クリスマスパーティーに赤の衣装を着ていかねばならない必要が
あって彼女は古着屋さんにいったのだそうです。
そして、何万着のもの服の中から1着の衣装を決めることができ
た時から、彼女には自分に対する自信が生まれてきたといいます。

「何万着の中から1着を選ぶことができた自分」
そして、彼女は言っていました。
「自分がかわると世界はかわる。」

 思っています。
自己決定をできる自分になれるように子育てをしたい。支援を
したい。
何かができる、わかるではないのです。
自分で決めることができる自己の育ちの支援をしたいのです。

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欲求のコントロール

 ちょっと思ったのです。
欲求のコントロールは実は関係性に大きく関連しているのでは
ないのかなと。

発達障害だから欲求がコントロールできない個というのは実は
いない気がします。
行動や感情がゆれやすくコントロールが上手ではないことがある。
でも、それは欲求のコントロール困難とは違う。
刺激に反応しやすいということと欲求のコントロール困難とはま
っすぐつながっていくものでもない。

食べ物や物への欲求、衝動が抑えにくいこどもたちの姿をみた
時に案外多いのは愛着の問題がうかがわれるストーリーです。
情動の調律が大人と行われるものであるとすると、情動を揺らす
最たる要因である欲求の調整を安全な関係で行われなかったこ
とはとても大きいのではないか。
関係性という最も重要な欲求の代償を食欲や物欲というもので
しているのではないか。
そんなことを思います。

・物をめぐるトラブルがおこっている時、周辺には関係をめぐるトラ
ブルが起こっていることが少なくありません。
・摂食障害のあるタイプには愛着との関連性が指摘されています。
・「盗み」の裏側にみえるものも。

どう支援するか?
関係の再保障が基盤だと思います。
ただそれだけでは難しい現実もあります。

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発達論の今

 暮れに発達心理学会誌が届きました。
発達論特集で、よく読みたいなと思っています。
(なかなか読み応えあって大変なのですが)

「障害」分野でも発達のとらえかたが変わってきているという論
文がありました。
「発達段階」よりも「特性」で育ちを語る場面が増えているとのこ
と。

なるほど。
「発達段階論」の基盤として、こどもの育ちは同じような道筋を
たどるというストーリーがあります。
概略はその通りだろうけど、多様な育ちを抱えたこどもたちの
それはまっすぐ「次はこうなる」というような進化論的な捉えや
展開とはちょっと違うことがみえてきたのは確かなのでしょう。

あとはなぜだか、「発達段階論」は支援者の胸に落ちてこなか
ったのです。
それほど難解でもないのでしょうが、「育ちの連関」を支援する
人たちが体系的に理解しようとしなかった気がするのです。
まとまった育ちの理解が難しい一方、困難を説明する切り口
として特性がサッと受け入れたのは必ずしもその視点の妥当
性だけではなかった気もするのです。
都合よく育ちを理解する切り口として「特性論」を胸におさめた
気がしないでもない。

でも、多様性ですべてを理解はできないと思うのです。
特性の集積がはたしてヒトなのか。
特性は困難という言葉に安易にかえられてしまう可能性もあり
ます。
「次はこうなる。」というようなものではないかもしれませんが、
育ちの機能連関や構造理解のためのモデルとして、発達段階
論は必要なものだと私は考えています。
定型モデルですべてを推し量るのは乱暴ですが、統計的蓄積
は参考にしておきたい。
ただ、その統計の見直しは常にしなければなりませんが。

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処理速度がゆっくりで、不注意で、マイペース

 「処理速度がゆっくりで、不注意で、マイペース」
こんな子とつきあうのは、大変です。
マイペースの土台には状況、雰囲気を読めない、相手の立場
に立てないなんかも抱えていることが少なくあります。
ひとことで言うと「あ~イライラする。」というタイプ。

どういう支援がいいんでしょうね。難しい。
基本的にはこっちの問題だと捉えたいですね。

・いろんなことを先取りで伝え、動かして。
・結果のフィードバック
・まわりの景色を伝えてみせて。
・選択や自己決定の機会を。
・早いだけでない価値で。
・時計や視覚支援等道具もつかって。

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ADHDの特性と支援

 巡回相談のまとめをしながら多動衝動性の強いこどもたち
への支援をちょっとまとめてみようと思いました。

ただ、私、最近は診断名については「濃度」なのかなと思って
います。
おおよその発達障害やサスペクトにはだいたいの特性があり
その濃淡によって診断名がついているのだと思うのです。
合併や重複という考え方を否定はしませんが、現場の実感と
してあり・なしでない捉え方が大事なのかなと思っています。

まあ、そんな訳で動きが多い、衝動性が高いという味付けが
濃いタイプのこどもたちをどう支えるかということです。

ちょっと思うのは、この切り口で見つめた時に支援の方法論
は比較的定式的に整理できる気がします。
圧倒的に多いのは自閉症スペクラムで、そこへの支援は本当
に多様ですが、ADHDにはちょっとパターンがつくれるのかな
と感じています。

大事な視点があります。
「動きが多い。」「衝動性が高い。」という特性があるこども達
には、もれなく「選択的注意の問題」と「処理量」の問題がつい
てきます。ワーキングメモリーの問題ですね。
wisc-Ⅳがワーキングメモリー指標と処理速度指標という
切り口で迫ったのはなるほどと思っています。

全体としてはともかく許容度高く、行動問題に着目し過ぎず
よい時に褒める。
自己肯定感が下がり、愛着の形成が拡散するのでみんなと
うまくやるよりも大人がしっかり相手をする。

「動きが多い。」
・許容度高く。
・動きの保障場面を
・戻ってきたらほめる。
・環境の調整 落ち着ける・座れる環境・視覚的表示等

「衝動性が高い。」
・刺激と環境の調整
・見通しとスケジュールの予告
・周囲の反応の調整
 反応してしまっているヒトに過度に反応してしまう側の問題は?

「選択的注意の問題」
・注意喚起
・視覚的提示
・着目しやすい環境

「処理量の問題」
・提示や処理を求める量の調整
・こまめな注意喚起、援助
・スモールステップ

どうでしょうかね?

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バトンタッチプログラム

 小1対象のスタートカリキュラムを設ける傾向が増えている
ことを書きました。

そこで思ったのは、その前の年長さんの時代にも小学校生活
の導入としての「バトンタッチプログラム」を組んでもいいのか
な?ということ。

スタートカリキュラムが「1年生として」を振り回していないのと
同様に、「就学までにどんな力をつけるか?」ではなく、「小学校
って?」「一年生って?」を伝え、ちょっとした下準備をする年長
さんの活動です。

ここには絶対、小学校の協力が必要です。協働。
そして、このバトンタッチプログラムとスタートカリキュラムを連動
させると、接続期の学びがつながっていきます。
どうでしょうか?

「年長さんが熟せば1年生になる。」
と思いたい所ですが、そうでもない現実の中で足場つくりをして
いくことは重要だと思うのです。
発達を重視するということは待つことにつながっていくことが多い
のですが、それだけでは不十分なことが案外あります。

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スタートカリキュラム

 幼保小連携は「学習指導要領」「幼稚園教育要領」「保育所
保育指針」にうわたわれ、やらねばならないものになっていま
す。

背景はいろいろありますが、小1プロブレムが大きな要因にな
っています。そこには気になる子、発達障害の問題も関連して
います。

 最近では各地で小学校1年生に対するスタートカリキュラム
の実施が取り組まれています。
一年生の揺らぎが落ち着かないのを小1プロブレムといい、そ
こへの対処としていろいろな配慮が行われているようです。

▽1ヶ月間はクラス編制せず、多くの職員が出入りしながら
入り口の支援をする。
▽生活科中心のカリキュラムでスタート
▽授業時間も45分にこだわらず15~20分で
▽複数担任や補助、ボランティアを配置
丁寧な打ち合わせを実施
▽読みきかせや手遊びを国語、音楽に導入
▽ヒト、もの、ことに慣れるような丁寧な支援を

こうした意図的な取り組みは、「今年の一年生はどうかな?」
と探り探り行うより予防的で支援的な気がします。

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幼保小連携

 年明けに「幼保小連携」について話してくれといわれてこの
お休み中に思案しています。

幼保小連携はいくつかの軸でできています。
・①連携システムの構築
・②カリキュラムの連動
・③交流など

①は特別支援教育、ライフステージを通じた支援ということの
はじまりで基盤はできつつあります。
そこに機能する「地域」をどう創造していくかという中身を詰めて
いくべきなのだろうと思います。

②と③は案外難しい。
これだけ現場が忙しいと新しいチャレンジはしにくいのは当然で
す。昨年でた報告書にも、重要性はわかっているけど取り組み
不十分ということが乗っていました。
幼保園、小学校それぞれの現場にそれぞれ意味のある交流や
つながるカリキュラムを創造したいものです。

特別支援と地域つくりと接続期の支援を包括した提案をしたい
と思っています。

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新年にあたって

 新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

年末年始、ちょっとわざとボケッとしています。
「早いが華」だった私にも、ようやく「のろはや」や「じっくり」が
訪れ始めています。
そんなの大事にしたいと思います。

年末きいたラジオで、「トラブルや格闘が物語になるには時間
が必要」といっていました。
ほんとうだ。

支援、子育てもそうですよね。
日々を試行錯誤で切り抜けていったらきっとそこには豊かなスト
ーリーが生まれてくるはず。
ひとりひとりのオリジナリティが生まれてくる。
物語、ナラティブを大事に。
その前の現実を大事に。

今年はそんなことを思っています。

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