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虐待ケースの「過敏性」

 前回の記事や最近出会ったケースのことを思っています。
虐待ケースの感覚の問題のことです。

・刺激への易反応性
 どこかでの研究結果ではADHDよりも衝動性は高いという
のをみたことがあります。
最近出会ったある個。
「刺激の検討をしないで反応する」という表現ができるのです。
あなたは関係ないという刺激に反応する。
生存のために反応システムが過剰作動しているのだとか。
この易反応性は対応を難しくします。
集団場面では特に。
そして、すぐ反応する割に持続しないのです。

・皮膚感覚や味覚の過敏性
 好き嫌いやまずい、イヤダがけっこう少なくありません。
痛いかゆいも多いです。
こういう痛訴は構ってほしいふるまいとも連動しますが、どうも
それだけじゃなさそうです。

この2者だけみると発達障害との重複や違いは何と思います
が、ここに注意引きや赤ちゃん帰り、お試し行動、大人への
態度の相違、薄い愛着などがくっついてくることで質の違いが
みえそうです。

発達障害との鑑別というよりも発達障害との重複という視点で
理解すればいいのかなと思っています。
そして、虐待ケースの多くは障害性に起因するというような情
報から考えると、あんまりあらわれの起源を吟味しても意味は
ないような気がします。
・どうも虐待性の特性の影響の方が強く出る。
・基本や初動はそこをターゲットに。
・特性や経過によっては対応をあらわれの由来や起源を2系
統視野に入れて考える。
・さらに経過によっては二次障害、精神障害周辺を探索するこ
とも必要。
・みえてくると衝動性などは発達障害のそれと虐待性のそれと
はちょっと質は違う。

現場のやまかんなんですが…

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