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2012年8月

共通した対応、一貫した対応

 チームでの支援においては共通した対応、一貫した対応を
しましょうといいます。

ちょっとこのことについて触れようと思います。
この言い回しの構造についてです。

ひとつはコンセンサスの重要性ということ。
議論が分かれていることは支援しない、または緊急に話し合い
を持って一定の方向性や方法論を定めて、対応することの重
要性です。
これは議論の余地はないと思います。

もうひとつは決めた支援をやりきる支援者の個々のスキルや
構えのことです。
実はこのことが大きいのです。
「みんなで決めたこと、頑張ってやろうね。」ということです。
キャリアの短いスタッフや若いスタッフはぶれたり徹し切れなか
ったりします。
コンセンサスを忘れてしまったりします。
また、我の強いヒトはコンセンサスに従わなかったりする…
「共通した対応、一貫した対応をしようね。」はこういうスタッフに
向けたことばです。

メリハリつけられる支援者が幅をもって支援してもそれは、一貫
性がないのではなく臨機応変だったり試行錯誤になると思うの
です。
難しいものです。

だから…
チームでの支援で重要なこと。
こどもにとって必要な支援であっても、それがチームの構成員
全員でできることか?
フォローして実施できることか?
振れ幅やぶれをどこまで容認できるか?
こどもじゃなくてチームのスタッフに必要なスモールステップも踏め
るか?
なんてことが実は大事なのだと思うのです。

たとえ、こどものためでもチームができないことは支援じゃないし
そんな支援を決めて「共通した対応をしましょう、一貫した対応を
しましょう!」ってのは嘘っぱちだと思うのです。

そして…
未熟なキャリアを支えるのも受容やチャレンジを支える温かみです。
「がんばれ!がんばれ!」だけじゃやれない。
でも、がんばれ!
押してダメならもっと押せ。
押してダメならひいてみな。

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わかってもらう前提

 ちょっとこどもたちにお願いしなければならないことがありま
した。集団の編制についてです。
大人の都合をどう理解してもらうかということです。

どのタイミングでどう説明するか。
何をどのようにわかってもらおうか。
ひょっとしたら交渉です。折り合いをどうつけるか?
妥協案をどのように。
大人の考えていることやわかってほしい状況をどう説明するか?
いろいろ考えたのです。

行事をたっぷりやって、家庭で満足してきた状況の中で、言葉を
尽くして説明し、お願いしました。
わかってくれました。

こどもたちとどのように生活をつくっていくか?
集団をどのようにつくっていくか?
支援は大人が考えるものです。
ただし、そこにこどもの気持ちや状況をどのように反映させてい
くか?
これは本当に考え所。
発達の課題があるからこそ尊重されないことの多いこどもたち
です。
そこに選択や尊重をどう入れていくか。
現実原則をどう示していくか?

これからはこのこと大事なのだろうなと思います。
管理だけじゃ違う。
支援だけじゃ違う。
そのこと。

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「調節」

 ある学習会の資料をつくりました。
ふと、思いついたフレーズ。
「発達を支えることは関係を支えるということ」
よく考えたらこれに尽きるのです。
特に初期関係を支えることの重要さを思います。

 そんな中で関係を基盤にして「調節」をどう支えるかという視
点で支援を考える方法もあるかなと思っています。

自己コントロールが難しいこどもたち。
・感情(情動)のコントロールが難しい。
・要求のコントロールが難しい。
・行動のコントロールが難しい。
関係について言えば、ここに「相手とのかかわりのある場面で」
「参加場面で」というフレーズをつければ説明をすることができま
す。

「調節」はあるものをコントロールするというまなざしだと思うので
す。
新しい力の獲得や、行動問題の修正や環境の調整という視点と
ともにあるものをコントロールするという観点は重要と思います。

よく考えたら、「発達」は「可能性としてのあるもの」を対象にし
ています。
調節との親和性が高いのかもしれません。

ちょっと具体性には欠けますが、思いついたことです。

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助けられるということ

 車をかえました。
神社にお払いに伺いました。

神職は「今日はお参りいただいて…」とおっしゃってくれました。
祝詞では私の安全と守護を明確に言葉にしていただきました。

私は自分の勝手な都合と願いで神社にうかがってのです。
そこで出会った「お参りいただいて…」という言葉。
とても救われた気がしました。

あんまりきれいな言葉で語ると嘘くさくなるので控えますが、この
感じは支援というものとつながっていくのでしょう。

支援はだれのものかということなのかもしれません。

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とても心配なこと…

 あるまちの要保護児童地域対策協議会に出ました。
新規のケースが両手ほど出ました。
衝撃的だったのは母親のほとんどが病理を抱えていたという
こと。
それもかなり深刻な。
統合失調や解離性障害などの診断名です。

母親の病理はここまで進んでいるのか?
こうなってくると虐待対応というよりは精神保健対策の充実や
支援資源の創造の方が重要なのではと思ってしまいました。
その切り口でソーシャルワークをしていった方がこどもの環境
へのアプローチになる。

まあ、一方で病気を抱えた方が子育てをするチャレンジの困難
感と捉えた方がいいのかもしれません。
そんなに育児の課題として大きくしない方がいいのかも。

でもでも、いずれにせよ、厳しい事実です。
子育てを支えていくこと、こどもの育ちを支えていくことの根幹は
ひとりひとりの生を支えていくことになるのでしょうか?

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みんなと居る意味

先週来、「情動調整」が気になって調べています。

愛着ももとをただせば個体の情動調整方略としての大人への
接近だとうかがったり、情動の共有が注意や目的の共有とい
った共同注意につながっていくことを知ると、ここをみていくこと
は発達障害から愛着障害までを支えるまなざしになるかもしれ
ません。

調べものをしていて仲間関係の役割は「大人との関係では生じ
にくい多様な情緒の発生をうみ、その発達と統制を学ぶ」ことと
ありました。

「大人との関係では生じにくい所での学び」
確かにそこがポイントで意味なんだなあと感じました。

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