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愛着障害の特性

 愛着にトラブルを抱えるこどもたちをみていて感じる強い
特性というものがあります。
それは…

「相手によってあらわれがかわる」

ということです。

これが本当にやっかいなのです。
ひとこと、関わるヒトを苦しめる。

関係に対する表現が一定ではなく、時と場合と相手によって
激変するといういいかたがいいでしょうか。
この統一感のなさは、この愛着のトラブルを本当に象徴している。
そして、このトラブルの甚大さをあらわしています。
解離とか多重人格が虐待に起因するというのはわかることです。

ヒトは肯定されないと、統一した安定した自己を形成できない
ということでしょうか。

 支援の中で、気をつけなければならないこと
おこるトラブルの分析がゆれます。
チームがゆれます。
・私の時にはそのトラブルは起こらない。
・この場面では起こらない。
という図式が顕著なので支援者の技術や場面環境課題設定の
せいにされがちです。

確かにそのことは支援にとって重要な要素だけれど、相手が
愛着の問題を抱えている場合はそれとこれとは別のことが多々
あります。
そのトラブルの性質や傾向についてよく知ること大事だなと思い
ます。
こっちの問題でなく、あっちの問題。

だから…
①バトンタッチをする。
②関係の中に入って介入や調整をする。
③落ち着いた関係をとれるヒトとやること、そうでないヒトとや
ることを分ける。
④関係が乱れてしまう支援者の心理的フォローや関係の意味
づけをチーム内で行う。
⑤環境設定や構造化した関わりをつくる。

けっこう④が大事なのです。
相手が「あなた」を選んだことの意味を肯定していくことなのだ
と思うのです。
そこに芽がある。その芽は双方にとっての芽です。

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