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「あくまがいる」

 愛着におおきなトラブルを抱えた個がちょっと問題行動を。
ふりかえりをしました。
(この行動の問題には我々支援する側にも大きな問題があっ
たのも事実ですが。)

反省の弁を述べてくれました。
そして…はなかなか出てきません。
「どうして?」と尋ねると振り絞っていいました。
「また、やっちゃうかもしれないから…」
「本当は素直やいい子になりたいけど、悪魔が出てきちゃう。」

私は思わず、この発言を評価しました。
このことに気づいたことは大きいね。
書いておこうね。
誓いにしようね。

決して知的にも高い個ではありません。
その個がこのように自己を対象化できているのはこの個の変
容の芽なのだと感じます。
衝動性やひょっとしたらあるかもしれない解離は、自分でコント
ロールできない、まさしく「悪魔」
この「悪魔」との戦いにどう共同戦線をはるか?が我々のテー
マになりました。

それから数日。
私はあくまとの日々はどうか?と声をかけます。
あくまが出なかったことを評価します。
自分でコントロールできる範疇のこと=感情等については振り
返りやクールダウンをします。

心理的な問題をこのように名前をつけたり、対象化して切り離し
ていく外在化の技法、ある発達段階や年齢に達したこども達に
とっては自己理解や自己コントロールの上では意味のある気が
してきました。

よく考えてみれば、愛着の問題は原因は個に依存していない、
植えつけられた、奪われたことによって生まれた「悪魔」です。

問題が自己に属していないこととして捉えると解放されるもの
があるはずです。
また、コントロールすべき、対処すべき対象として客観的に
向き合えることがあるかもしれません。

トラブルの中にある発達の扉をみつけた気がします。

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